イラン・イスラム革命防衛隊のミサイル資料写真。EPA=聯合ニュース
同日午後10時ごろ、イランの半官営メフル通信は、イラン南部のバンダルアバスと付近のホルムズ海峡にあるゲシュム島一帯で爆発音が聞こえたと報じた。ある情報筋は、バンダルアバスで無人航空機(ドローン)2機が撃墜されたが、ゲシュム島の状況とは別件だと同通信に伝えた。
イラン司法府が運営するミザン通信は「イラン軍と敵軍の交戦中、ゲシュム島のバフマン埠頭が攻撃対象になったことが分かった」と報じた。
その後、イラン合同軍事司令部は国営メディアを通じて声明を発表し、「同時に一部の域内諸国と協力し、バンダルハミール、シリク、ゲシュム島の沿岸にある民間地域に空爆を加えた」とし、「米国が停戦に違反した」と述べた。
◇米軍「米駆逐艦が攻撃受けた…自衛目的でイラン軍施設を打撃」
これに関連し、米軍はイランの攻撃に対する自衛目的でイランの軍事施設を打撃したと明らかにした。
対イラン戦争を総括指揮してきた米中央軍(CENTCOM)は同日、X(旧ツイッター)に投稿した声明で「7日、米海軍の誘導ミサイル駆逐艦がホルムズ海峡を通過してオマーン湾に向かっていたところ、米軍はイランによる理由なき攻撃を阻止し、自衛のための攻撃で反撃した」と説明した。
続けて「接近する脅威を除去し、ミサイル・ドローン発射基地や指揮統制所、偵察・監視・情報基地など、米軍への攻撃に責任があるイラン軍の施設を打撃した」とした上で、「中央軍は事態の拡大を望まないが、米軍を保護するための態勢を維持している」とした。
中央軍は、今回の事件による米軍資産の被害はなかったと明らかにした。
前日には米国メディアのアクシオス(Axios)が、米国とイランが終戦案を盛り込んだ1ページ分量の覚書(MOU)締結に近づいたと報じていたが、この日ホルムズ海峡で再び衝突の兆候が捉えられたことで、緊張が再び高まる雰囲気だ。
ただし、同日、イランの対米交渉代表団長を務めるモハマド・バーゲル・ガリバフ議会議長はXを通じ、「『Trust Me Bro(俺を信じろ)』作戦は失敗した。(米国は)常套的な『Fauxios(偽アクシオス)』作戦に戻った」と指摘し、交渉進展の見通しを一蹴した。
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