6日、北京の釣魚台国賓館で中国の王毅外相とイランのアッバス・アラグチ外相が会談に先立ち握手している。米国とイランの戦争勃発後、アラグチ外相の中国訪問は今回が初めてだ。[写真 テレグラムキャプチャー]
イランのアッバス・アラグチ外相は会談直後、「中国側に外交プロセスの最新動向と戦争を終結させるための努力および計画を説明した」とし、「イランは外交分野で真剣かつ確固たる姿勢を維持している」と述べたとテレグラムを通じて明らかにした。中国の新華社通信も「アラグチ外相がイラン・米国交渉の最新状況とイランの今後の動きを通知した」と発表した。イランが単に米国との交渉現況を共有する段階を超え、交渉ポジションを米国に伝達するチャネル役を委託したものと解釈される。
アラグチ外相は「ホルムズ海峡開放問題は速やかに解決できる」とし、中国が停戦のために積極的な役割を果たすことを期待すると述べた。3月の2回目の電話会談で「交戦国(米国・イスラエル)除外」という条件を付けたことと比較して、交渉のハードルを下げた。あわせて「イランは中国を信頼しており、平和増進と戦争終結における肯定的な役割を期待し、発展と安保を調和させる新たな戦後の地域秩序構築を支持する」とし、中国に信頼を示した。
イラン側の会談発表文も「中国の王毅外相は、戦争の即時かつ確実な終結と地域の持続的な平和および安保確立のための習近平主席の4項目の計画に言及し、問題解決のための外交と対話に対する中国の確固たる支持を強調した」と、中国の発表と足並みを揃えた。
王外相は公開された冒頭発言で「今回の戦争が2カ月以上続き、イランと地域および世界平和に重大な衝撃を招いた」とし、「これは中国に深い悲しみを与えた」と述べた。続けて「中国は、全面的な停戦が不可欠であり、紛争の再開は望ましくなく、交渉を継続することが特に重要だと考える」と強調した。イランに武力行使を許さず、米国との交渉を助けるという趣旨だ。
中国の中東戦後秩序と推定される「四個共同家園(4つの共同の家)」という概念も初めて登場した。王外相は先月14日、習主席がアラブ首長国連邦(UAE)皇太子との会談で提示した中東平和の「4つの主張」と並行し、「4つの共同の家」の建設を支援すると述べた。戦後の中東秩序に関連し「緊張を緩和し、敵対行為を終結させ、平和会談開始に向けて引き続き支援を行い、中東の平和と安定を回復していく上でさらに大きな役割を果たす用意がある」と説明した。
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