トランプ大統領が4日(現地時間)、ホワイトハウスでの中小企業関係者との懇談会に出席るため入場している。後方には銃撃を受けた後に「戦おう」と叫んだ当時の写真が見える。[AP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで行われた中小企業関係者との懇談会で演説し、高齢問題に直面していたバイデン前大統領に言及しながら「私は老人ではない」とし「50年前の自分と同じ気分だ」と話した。続いて「私は認知力テストを3回受け、そのたびに満点を取った」とし「誰も(認知力テストの)30問すべてに答えることはできないだろう。バイデンなら一問も正解できなかったはずで、オバマもうまくできたか疑問だ」と語った。
また、当初「6週間以内に終わらせる」としていたイランとの戦争に言及しながら「我々は今『小規模な戦争(mini war)』に巻き込まれている」とし「我々はベトナムに19年もいたし、イラクには10年、いや12年もいた。朝鮮戦争も7年かかった」と話した。
これは、すでに2カ月が経過したイラン戦争が過去に米国が参戦した戦争と比べると相対的に短いという点を強調する発言だ。しかしトランプ大統領が「7年」と話した韓国戦争(朝鮮戦争)は実際には1950年から1953年までの3年間だ。
トランプ大統領は韓国と関連して約2万8500人の在韓米軍について「韓国には4万5000人の兵力が駐屯している」という誤った事実を繰り返し述べてきた。この日午前には自身のSNSに「イランは『解放プロジェクト(Project Freedom)』に関連した船舶の移動問題で、韓国の貨物船を含む(戦争とは)無関係な国々に対して攻撃を加えた」とし「もう韓国もこの作戦に合流すべき時」と投稿した。
トランプ大統領はこの日、1時間を超える演説の中で自身の任期について「8、9年後に退任する」とも話した。中小企業を対象とした税額控除制度に言及しながら「私が任期を終えて8、9年後に退けば、私も控除額を使えるだろう」と述べた。トランプ大統領の発言をそのまま受け入れる場合、次期大統領選にまた出馬し、3選、4選にまで挑戦するという意味となる。
米国の現行修正憲法は、大統領の3選を禁止している。トランプ大統領はすでに再選を果たしているため、3選、4選に挑戦するには改憲が必要だ。そのためには上下院の3分の2の賛成と、50州のうち4分の3以上の批准が必要であり、現実的でないという分析が多い。
特にイラン戦争の長期化による原油価格高騰などの影響で、11月の中間選挙を前にトランプ大統領はもちろん共和党に対する支持率は急激に下落している。
しかしトランプ大統領は否定的な世論調査の結果についても「フェイク」と主張した。トランプ大統領は「世論調査ではイランとの戦争について32%しか賛成していないという」としながらも「しかし『イランが核兵器を保有してもよいのか』と問えば(賛成の比率は)32%ではないはずだ」と述べた。続いて「もしかするとそのように(イランの核保有を容認すると)言っても、結果は32%になるかもしれない。なぜなら世論調査がフェイクだからだ」と話した。
一方、トランプ大統領は今月14、15日に予定されている中国の習近平国家主席との首脳会談について「2週間後に中国を訪問する予定」とし「(中国とは)非常に友好的な競争関係にあるが、私がリードしていて、非常に重要な訪問になるだろう」と述べた。
長期化するイラン戦争については「(戦争によって)株式市場が25%ほど下落すると予想していたが、市場は私の予想よりも高い水準を維持している」とし「ボタンを一つ押せば国家を焦土化できる核兵器を持った狂信者を除去するためなら、その程度の損失(株価25%下落)は覚悟する価値があると考えた」と語った。
トランプ大統領は普段、公式行事中に記者との質疑応答を好むが、この日は一方的な演説を終えた後、質問を受けずに会場を離れた。
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