25日、銃撃事件が発生したワシントン・ヒルトンホテルで、容疑者(円内)が保安検査場を全速力で通り抜けている。[写真 トゥルース・ソーシャル キャプチャー]
ワシントン・ポストは26日、「ワシントンDCで開かれた夕食会では高官が参加する他の行事より低い水準のセキュリティが提供された」と報道した。
この日の行事にはトランプ大統領をはじめバンス副大統領、ルビオ国務長官、ヘグセス国防長官ら高官が総出動した。同紙によると、多くの高官が集まる場合、国土安全保障長官が国家特別保安行事(NSSE)に指定し、シークレットサービスが警察、国土安全保障省、連邦捜査局(FBI)などを統合指揮することになる。しかし今回の行事はNSSEに指定されておらず、銃撃犯が夕食会場近くまで銃器を持ったまま進入できたと批判されている。
ブルームバーグは「最高水準の保安措置は夕食会場とその周辺にだけ集中していた」と説明した。出席者は出入証だけ提示すれば通過でき、金属探知器による検査は夕食会場入口に移動する直前に行われた。さらに銃撃犯すら犯行直前に家族に送った文で「監視カメラや盗聴装置、武装要員であふれているかと思ったら何もなかった」とずさんな保安措置に驚いたと明らかにした。
しかしこうした夕食会は大統領就任式や首脳会議のような必須行事でなく、NSSEに指定されなかったという見方もある。米政府もやはり「結果的には阻止に成功した」として問題はなかったという立場だ。トランプ大統領は26日、フォックスニュースに「USSSと法執行機関、警察まですべて本当に立派だった。不満があるならば私が提起しただろう。私の命がかかった問題だから」と話した。
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