イランがホルムズ海峡を封鎖する中でオマーンのマスカットにタンカーが停泊している。[写真 ロイター=聯合ニュース]
香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストなどによると、スイスの海運会社アドバンテージタンカーズは最近中国の大連船舶重工業(DSIC)に積載容量30万7000トン規模の超大型タンカー(VLCC)2隻の建造を任せた。また別のスイスの海運会社とシンガポール系海運会社も中国の造船所に最近VLCCを発注した。
アドバンテージタンカーズは韓国の造船業界にとって長期にわたる得意先だったが、今回中国に初めて大規模発注を任せた。ホルムズ海峡が封鎖され、原油運搬船は当分アフリカの喜望峰を遠回りしなくてはならないが、運送距離の増加でタンカー需要が大きく膨らんだためだ。
同紙は中国の造船業界が「速い製作期間」と「安い費用」を武器に新規船舶建造需要を吸い込んでいると分析した。英クラークソンリサーチによると1~3月の世界の船舶発注量554隻(1758万CGT)のうち中国の受注量は70%の1239万CGT・399隻、韓国は20%の357万CGT・85隻と集計された。
米国もエネルギー輸出量が過去最高を記録するなど輸出が閉ざされた中東産エネルギーの穴を早く埋めている。
ウォール・ストリート・ジャーナルはエネルギー情報局(EIA)の話として4月第3週の米国の原油と石油製品輸出量が1日平均1290万バレルで過去最高を記録したと報道した。海運データ業者ケプラーによると3~4月の米国産の原油と液化天然ガス(LNG)のアジア向け輸出量は前年同期より約30%増加した。
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