ホワイトハウス記者協会主催の夕食会で銃撃音が発生し秘密警護員が緊急にトランプ大統領を安全な場所に移動させている。[写真 AP=聯合ニュース]
肺を貫いた銃弾は、心臓からわずか2.5センチの所で止まった。レーガン大統領は近くのジョージ・ワシントン大学病院へ緊急搬送され、手術を受けた。切迫した状況の中でレーガン大統領を際立たせたのは、病床で見せた余裕だった。レーガン大統領は銃撃直後、妻のナンシー夫人に「身をかがめるのを忘れていたよ」と冗談を言った。手術室に入る際には医療陣に向かって「皆さんが共和党員であることを願う」と語った。民主党員だった執刀医は「きょう一日は、私たち皆が共和党員です」と応じた。
レーガン大統領は12日後にホワイトハウスへ戻った。当時70歳だった大統領の毅然とした姿に、支持率は73%まで急上昇した。「強い指導者」というイメージは、残る任期を支える原動力となった。奇しくも、トランプ氏が最も尊敬する大統領はレーガン氏だ。トランプ氏は2024年の大統領選遊説中、耳に銃弾を受けながらも拳を固く握りしめたまま「戦おう(fight)!」と叫び、支持者らを熱狂させた。
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