サムスンSDIのチェ・ジュソン代表理事(左から2人目)とメルセデス・ベンツのヨルグ・ブルザー最高技術責任者(CTO、左から3人目)が20日にソウルでバッテリー供給に向けた契約を締結した。一番右はベンスのケレニウス会長、一番左はサムスンSDIのホ・ウンギ中大型事業部長。[写真 メルセデス・ベンツ]
サムスンSDIとベンツによると、ベンツのオラ・ケレニウス会長はこの日、ソウルでサムスンSDIのチェ・ジュソン代表理事と会い、ベンツの次世代電気自動車プラットフォームに採用されるハイニッケルNCM(ニッケル・コバルト・マンガン)バッテリーの供給契約を締結した。業界によると契約規模は10兆ウォン(約1兆円)に達する。
業界では今回のサムスンSDIとベンツの契約の背景にサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長の全方向的世界協力を挙げる。李会長は昨年ケレニウス会長の訪韓時にサムスングループの迎賓館に当たる承志園に招いて電装事業を話し合い、先月の欧州出張の際も関係者らと会った。サムスンSDI関係者は「両社が持つ革新DNAの結合」と自評した。
ベンツは2024年にLGエナジーソリューションとも次世代円筒形バッテリー「46シリーズ」の供給契約を結び、昨年10月には次世代車両用リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーの供給を受けることにした。累積契約規模は25兆ウォンに達する。2024年に中国製バッテリーを搭載した電気自動車火災事故で苦労したベンツが、韓国のバッテリー企業との協力を通じて信頼回復に出たものという見方が出ている背景だ。
バッテリー業界関係者は「サムスンSDIの高効率角形バッテリーとLGエナジーソリューションの次世代円筒形バッテリーなどがベンツの電動化ロードマップの核心軸としての位置を確立することになったもの」と話した。ケレニウス会長は「韓国の主要供給会社との戦略的協力を通じ次世代革新の基盤を固めたい」と話した。
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