15日(現地時間)、イランのテヘランの建物に「永遠にイランの手に」という言葉とともにホルムズ海峡の水路と船をイランを形象化した手が握りしめるポスターが掲げられている。 [EPA=聯合ニュース]
トランプ大統領の構想通りであれば、今週末にパキスタンのイスラマバードで米・イラン間の第2次終戦交渉が開かれ、その後来週にイスラエル・レバノン首脳による「ホワイトハウス会談」が直ちに続く状況を迎える。互いに関連した大型の談判が相次ぐことで、中東全般の緊張緩和という「パッケージ外交」が試みられる格好だ。
米・イラン終戦交渉の仲介国であるパキスタンの動きも慌ただしい。仲介役の「キーマン」であるアシム・ムニール陸軍参謀総長は前日、イランを訪問し、交渉代表であるモハマド・バーゲル・ガリバフ議会議長とアッバス・アラグチ外相に会い、議題の調整に乗り出した。米国との第2次交渉が有力視される状況で、土壇場の異論調整を試みたものと観測される。
◇イランの高濃縮ウラン引き渡しについては「不透明」
ただし、中東現場の緊張は依然として解消されていない状態だ。イスラエル軍は停戦期間中も現在占領しているレバノン南部の要衝地に残留するとし、ヒズボラは抵抗の意志を露わにして強く非難している。
何よりイランが米国の終戦交渉案の受け入れ圧力に応じるかどうかが不透明だ。イランが高濃縮ウランを米国に引き渡すことにしたのかも確実ではない。ワシントン・ポスト(WP)は「米国が過去にもイランの核関連の譲歩を主張したが、交渉が決裂したり不正確であることが判明したりした事例がある」と指摘した。
このため、2週間と設定した停戦期間を延長して交渉の時間をさらに確保する可能性を排除できない。イランとの合意の可能性が高いとしたトランプ大統領は「2週間の停戦が延長される必要があるかは分からない」としながらも、「(延長が)必要であればそうする」と含みを持たせた。7日に合意した米・イランの2週間の停戦は、16日時点で残り5日となっている。
レバノン停戦、米・イラン交渉を後押しするか…「中東パッケージ外交」試みるトランプ氏(1)
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