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「もっとたくさん愛していると伝えてあげればよかった」…惨事から12年、セウォル号船体・事故海域を訪れた遺族の慟哭=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

16日午後、全羅南道木浦(チョルラナムド・モクポ)新港で「セウォル号惨事12周年木浦追悼式」が行われた。[ニュース1]

「もっとたくさん抱きしめてあげればよかった、もっとたくさん愛していると言ってあげればよかった…ごめんね、娘よ」

「セウォル号惨事12周年木浦(モクポ)追悼式」が行われた16日午後3時、全羅南道(チョルラナムド)木浦新港。檀園(タンウォン)高校の犠牲者、故チェ・スヒさんの父チェ・ジュンヒョン(64)さんが追悼の言葉を読み上げると、遺族たちは涙をこらえきれず泣き崩れた。


チェさんはこの日、追悼の言葉で「愛する娘よ。父さんは目を閉じると、今でもお前が走ってきて胸に飛び込んでくるように思えるのに、目を開けると冷たい空気だけが広がっている」とし、「愛している。わが子よ。父さんはお前がくれた愛を胸に、残りの人生を生きていく。娘よ、どうしようもなく会いたい」と語った。


追悼式には、祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表や共に民主党の金元二(キム・ウォニ)国会議員など政界関係者や遺族、市民団体など約300人が参加し、犠牲者の冥福を祈った。また、梨泰院(イテウォン)惨事の遺族とチェジュ航空惨事の遺族も参加し、惨事の痛みを分かち合った。

一般の追悼客もセウォル号の船体を直接見るため、この日、木浦新港を訪れた。追悼客たちは黄色いリボンに「苦しまないでください」「安らかに眠ってください」などの言葉を書き、鉄条網に結びつけた。一部の追悼客は、鉄条網越しに見えるセウォル号の船体を見つめながら、両手を合わせて祈ったり、頭を下げて黙祷したりした。

追悼客のキム・ハンスさん〔60・全羅北道南原(ナムウォン)市〕は「仕事で木浦に来るたびに一度はセウォル号がある木浦新港を訪れている」とし、「いつもは黄色いリボンだけが風にはためく静かで寂しい場所だが、今日は12周年を迎えて多くの人が訪れているので、やるせなさがいっそう大きい」と語った。

これに先立ち、この日午前には全羅南道珍島郡(チンドグン)のセウォル号惨事海域で船上追悼式が行われた。木浦海洋警察の船に乗った遺族39人は、事故地点を示す黄色いブイに到着すると、惨事の記憶を思い起こしながら涙をぬぐった。遺族たちは菊の花と檀園高校の校庭に咲いた桜の花を事故海域に手向け、犠牲者をしのんだ。

遺族たちは船上での献花の際、子どもたちの名前を声を上げて呼ぶこともあった。故チョン・ダヘさんの母キム・インスクさんは「毎年ここに来ているが、事故当日と同じ気持ちだ。あの日の痛みはいまだに消え去らない」とし、「(娘が)今にも現れそうなのに、もう12年が過ぎた」と語った。


「もっとたくさん愛していると伝えてあげればよかった」…惨事から12年、セウォル号船体・事故海域を訪れた遺族の慟哭=韓国(2)

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