14日(現地時間)、中東地域の米軍を統括する中央軍はX(旧ツイッター)を通じ、イランに対する海上封鎖作戦が開始されてからの24時間で、米軍の封鎖を突破してホルムズ海峡を通過したイラン関連の船舶はなかったと明らかにした。[写真 中央軍のXアカウント]
中央軍は同日、公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿した作戦状況のブリーフィングで「封鎖作戦開始から24時間、米国の封鎖を突破した船舶はなかった」とし「6隻の商船が米軍の指示に従い、オマーン湾のイランの港に再進入した」と伝えた。
封鎖作戦に投入された兵力に関しては「1万人以上の米海軍、海兵隊、空軍兵力と12隻以上の軍艦および数十機の航空機が、イラン側の港を出入りする船舶を封鎖する任務を遂行している」と説明した。
中央軍は続けて「封鎖はアラビア湾とオマーン湾のすべてのイランの港を含め、イランの港および沿岸地域で入出港するすべての国籍の船舶に公平に施行されている」とし、「米軍はイラン以外の港に入出港してホルムズ海峡を通過する船舶の航行の自由を支援している」と強調した。
ホルムズ海峡を完璧に封鎖しているという中央軍の主張とは異なり、一部の米国メディアは、米軍の封鎖開始の前後でイランの港を出港した一部の船舶がホルムズ海峡を抜けたとして、米軍の封鎖の実効性に疑問を呈している。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、船舶追跡情報会社ケプラー(Kpler)の海運データを引用し、リベリア国籍の貨物船「クリスティアナ」がイランの港湾都市バンダル・イマーム・ホメイニを離れ、13日夜に海峡を通じてペルシャ湾の外へ抜けたと報じた。
英国のBBCは、米軍によるホルムズ海峡の封鎖にもかかわらず、イランに関連する船舶4隻がホルムズ海峡を通過したと報じた。ただしBBCは「イランの港を出発してホルムズ海峡を抜けた船舶が運航した時点が、封鎖作戦開始の猶予期間に該当するかなどは明確ではない」と付け加えた。
このほか、ロイター通信はケプラーの資料を引用し、中国の海運会社に所属するリッチ・スターリーが米国の逆封鎖を突いてホルムズ海峡を抜けたと伝えた。25万バレルのメタノールを積載した該当の船舶は、イランではなくアラブ首長国連邦(UAE)のハムリヤ港でメタノールを船積みしたが、船舶を所有する中国企業はイランとの不法取引を理由に、今回の封鎖作戦以前から米国の制裁を受けてきた企業だ。
「封鎖初日から突破された」指摘に…米国「ホルムズ海峡を通過した船舶はない」(2)
この記事を読んで…