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20年の濃縮停止 vs 一桁…米国・イラン「ノーディール」の決定的理由(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

J・D・バンス米国副大統領(左)が12日(現地時間)、パキスタン・イスラマバードでイランとの終戦交渉を終えた後、米空軍2号機に搭乗する前、パキスタン陸軍参謀総長のアシム・ムニール元帥と会話している。[ロイター=聯合ニュース]

11日(現地時間)、パキスタン・イスラマバードで行われた米国とイランの終戦交渉が決裂した背景には、イランのウラン濃縮の猶予期間と既存備蓄の廃棄をめぐる見解の相違があったことが分かっている。

13日、米インターネットメディアのアクシオスやニューヨーク・ポストなどによると、米国とイランの終戦交渉で最大の争点となったのはイランのウラン濃縮の猶予期間だった。アクシオスはこの問題に詳しい米政府関係者の話を引用し「米国は先週末、イスラマバードで開かれた交渉で、イランに対しウラン濃縮を20年間中断することに同意するよう提案した」と報じた。これはトランプ政権がこれまで公に維持してきた「完全な濃縮禁止」原則からやや後退した提案とみられる。


◇米「20年濃縮中断」にイラン「一桁」で対抗


イランは「一桁」期間の限定的な猶予を逆提案して対抗したという。双方の立場の隔たりが埋まらないまま、交渉は最終合意に至らず「ノーディール」で終了した。ニューヨーク・ポストも同日、関係者の話を引用し「米国がイランに少なくとも20年間ウラン濃縮プログラムを中断することと、各種の追加制限措置を提案した」とし、「これはトランプ政権が『レッドライン』としてきた部分で立場を緩和したことを示唆する」と指摘した。

交渉のもう一つの主要な争点は、イランがすでに保有している高濃縮ウランの処理問題だった。米国は既存の備蓄分の全量除去を要求した一方、イランは国際監視の下で低濃縮に希釈する案を主張したという。

◇米「備蓄分全量除去」vsイラン「低濃縮に希釈」

アクシオスによると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、バンス副大統領が交渉決裂後に米国へ戻る途中で電話をかけてきて、「主要な争点はイラン国内のすべての濃縮物質を除去し、今後数年、あるいは数十年にわたり濃縮が行われないよう保証することだ」と語ったと伝えた。イラン交渉団に参加したセイエド・マフムード・ナバビアン・イラン国会議員も13日、「核問題に関連して米国が提示した二つの要求が合意決裂の原因だった」と述べた。

交渉は決裂したものの、双方とも完全に打ち切る雰囲気ではないとみられる。トランプ米大統領は同日、ホワイトハウスで記者団と会い、「我々は相手(イラン)から連絡を受けているが、彼らは合意を非常に切望している」と述べた。さらに「その“ほこり”(イランが保有する濃縮ウラン)を取り戻す。我々はそれを彼らから引き渡させるか、あるいは自ら回収する」と語った。


20年の濃縮停止 vs 一桁…米国・イラン「ノーディール」の決定的理由(2)

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