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米軍艦の突破も効果なし…交渉決裂の最大争点は核でなくホルムズ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドナルド・トランプ米国大統領が11日(現地時間)、フロリダ州マイアミで開かれる総合格闘技UFC大会を観戦するため、ホワイトハウスを出て専用ヘリで移動している。イランとの終戦交渉が最終的に決裂したこの日、トランプ大統領は午前中はホワイトハウス近くの自身のゴルフ場でプレーし、夕方には専用機でマイアミに移動して家族とともにUFC大会を観戦した。[AFP=聯合ニュース]

米国とイランの21時間にわたる終戦交渉は、わずか2分間の「決裂宣言」で幕を閉じた。米交渉団を率いたJ・D・バンス副大統領は、パキスタン・イスラマバードで11日(現地時間)に始まり未明まで続いた長時間の交渉を終えた後、「合意に達することができなかった」と明らかにし、30分後にはパキスタンを後にした。

◇「合意失敗」…交渉は”ノーディール”で終わった


バンス副大統領は12日午前6時30分ごろ、イスラマバードのセレナホテルで記者会見を開き、「イランは我々の条件を受け入れないことを決定した」とし、「合意に至らないまま米国に帰国する」と述べた。イラン政府は直前に「12日に交渉を継続する」と発表していたが、これを覆す決裂宣言だった。


バンス副大統領は交渉決裂について、「我々は、彼らが核兵器を追求せず、迅速に核兵器を確保できる手段も追求しないという明確な約束が必要だ」とし、「これが米国大統領の主な目標であり、我々が交渉で得ようとしていたものだ」と述べた。

さらに「最終提案を提示しており、イランが受け入れるか見極める」とし、これを米国の「レッドライン」だとした。また「交渉中、ドナルド・トランプ大統領と6回から12回ほど通話した」と述べ、交渉中断がトランプ大統領の判断によるものだったことを示唆した。

◇「自分が勝った」主張も…終戦の大義必要

イランの核脅威の除去は、米国がイラン戦争を開始した主な名分だ。戦争を終結させるためには、イラン側の高濃縮ウラン440キログラムの全量搬出やウラン濃縮プログラムの廃棄など、具体的な成果が必要とされる。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこの日、「2月28日の空爆にもかかわらず、イランは核プログラムを相当部分維持している」とし、高濃縮ウランはもちろん、遠心分離機や地下濃縮施設なども維持していると評価した。WSJは続けて「これは今後の交渉においてイラン側の強力な交渉カードとなり、合意の成立を困難にするだろう」と分析した。

トランプ大統領は交渉中にもホワイトハウスで記者団に対し、「何があっても我々が勝った」と主張したが、戦争の目的を達成できないまま撤退すれば、政治的打撃は避けられない。

これに関連し、イランの半官営タスニム通信は「ホルムズ海峡問題や核物質の除去を含め、戦争では得られなかった譲歩を交渉の場で引き出そうとする意図があった」とし、「イラン代表団がこれを阻止した」と報じた。


米軍艦の突破も効果なし…交渉決裂の最大争点は核でなくホルムズ(2)

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