現代自動車のコンセプトカー「ビーナス」と「アース」。
現代自動車は10日、中国で電気自動車ブランド「アイオニック」のローンチイベントを行い、コンセプトカー「ビーナス」と「アース」の2種を世界で初めて公開した。今月末に開かれる北京国際モーターショーで中国向け量産モデルのデザインと商品情報も初公開する。購入からメンテナンスまで全過程を通じた電気自動車販売・サービス革新案も出す予定だ。
現代自動車は「中国版アイオニックは現地の自動運転技術専門企業モメンタと協力し現地に最適化された自動運転技術を適用したほか、現地の充電インフラと長距離移動環境などを考慮して現代自動車の走行距離延長型電気自動車(EREV)技術も初めて導入した」と説明した。現代自動車のホセ・ムニョス最高経営責任者(CEO)は先月の株主総会で「今後5年間に中国で20種類の新車を発売する」と明らかにした。
現代自動車が中国市場で電気自動車で勝負に出た理由は、BYDやジーカーなどを背に「電気自動車の本拠地」として浮上した中国を攻略し世界市場の主導権を確保するためだ。現代自動車の中国市場でのシェアは2010年代に6%台だったが、「限韓令」などの影響でシェアが大きく下落し現在は1%前後にすぎない。
しかも現代自動車の中国合弁法人の北京現代は現在中国だけで3カ所に工場を保有している。ここでは年間166万台を生産できるが、昨年の生産実績は26.47%にすぎない。現代自動車と北京自動車は業績改善に向け2024年に1兆6000億ウォンの投資計画を発表しており、今回の中国版アイオニックがその最初の作品となる。
ロイター通信によると米国の電気自動車メーカー、テスラも中国市場を狙って以前のモデルより安く小さいスポーツ用多目的車(SUV)を発売する。新しいモデルは中型SUVである「モデルY」より全長が510ミリメートル短い4280ミリメートルで、バッテリー容量を減らし重さも0.5トン軽い1.5トン水準だ。
この記事を読んで…