アリ・シャムハニ元イラン国家安全保障会議事務局長の息子モハメド・ホセイン・シャムハニ氏。代表的なアガザデの一人。大規模な海運ネットワークを運営し、イラン・ロシア産原油取引に関与した容疑で米国と欧州連合(EU)の制裁対象に挙がっている。 [イランインターナショナル キャプチャー]
米国など西側国家ではアガザデをより体系的に取り締まるべきという声が出ている。米核拡散反対団体UANIでIRGC研究責任者を務めるカスラ・アラビ氏は「血が付いた金で西側で豪華生活をしているアガザデを、ロシアのプーチン政権と関係があるオリガルヒのように制裁するべきだ」と主張した。オリガルヒはプーチン政権と共生するロシアの超富裕層事業家で、西側国家で資産凍結、入国禁止など強い制裁を受けた。
トランプ政権は最近、本格的にイラン政権関連人物に対する制裁を始めた。米国務省は今月初め、「ラリジャニ元イラン最高国家安全保障会議事務局長の娘夫婦の米国内での法的地位を終了(永住権取り消し)した」と明らかにした。ラリジャニ氏の娘は米ジョージア州アトランタにあるエモリー医科大学で血液腫瘍内科の助教授として在職していた。娘夫婦は現在の米国に滞在していないが、今後、米国入国が禁止される。
トランプ政権1期目で暗殺されたカセム・ソレイマニ元IRGC司令官の姪アフシャール氏とその娘サリナサダト・ホセイニ氏も3日、米移民関税執行局(ICE)に拘禁されると同時に永住権が取り消しになった。その間、米ロサンゼルス(LA)に居住して豪華生活をしてきたという。米国の対イラン圧力が軍事行動を越え、政権の核心人物らの家族と海外ネットワークを狙う方向に拡大する状況だ。
「血が付いた金で西欧で豪華生活」…イラン特権層の二重生活(1)
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