中国の国旗「五星紅旗」 [EPA=聯合ニュース]
フランス外務省は「人道的レベルで赦免決定を引き出すためにフランス当局が努力したが、中国当局は20年以上の服役の末に死刑を執行することを決定した」とし、今年62歳のラオス出身のフランス国籍者チャン・タオ・プミ氏が広州で処刑されたと説明した。
続いて「チャン氏側の弁護人が最後の裁判所の審理に出席できなかった点は当事者の権利を侵害するものであり、深い遺憾を表す」と伝えた。
また「フランスはどこでも、いかなる状況でも死刑制度に反対するという立場を再確認し、全世界的な死刑廃止を促す」と強調した。
フランスはミッテラン大統領在任中の1981年に死刑制度を廃止し、2007年にシラク大統領の要請でこの原則を憲法に明示した。
AFP通信によると、チャン氏は2010年に広州裁判所でメタンフェタミン(ヒロポン)製造・運搬・密輸・密売容疑で死刑を言い渡された。
チャン氏は1999年から2003年まで中国内でヒロポン数トンを生産した組織の一員と見なされた。
在仏中国大使館は5日の声明でフランス国籍者の処刑事実を確認しながら「麻薬犯罪の清算はすべての国家の共同責任」と明らかにしたと、ロイター通信が伝えた。
一方、死刑廃止団体ECPMの昨年の統計によると、チャン氏を含めて世界で死刑を言い渡されたフランス国籍者は計4人と集計された。
2007年にはインドネシアでもフランス国籍者1人が死刑を言い渡されたが、両国間の外交的合意を通じて昨年2月にフランスに引き渡された。その後、フランス司法府はこの人物の量刑を懲役30年に減刑した。
国際アムネスティは2024年の死刑関連報告書で「中国が世界で最も多く死刑を執行した国であり、毎年、数千人が死刑宣告を受けて処刑される」と推定した。
ただ、中国は死刑執行関連の公式統計を公開せず、これは国家機密に分類されている。
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