マクロン仏大統領(左)とトランプ米大統領 [AFP=聯合ニュース]
3日(現地時間)のウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、トランプ大統領はホワイトハウスの行事でマクロン大統領に向けて「妻に虐待されるフランスのマクロン」とし「あごを殴られた傷からまだ回復中」とからかった。これは昨年の東南アジア訪問当時にブリジット夫人がマクロン大統領の顔を押した場面が入った映像と関連する発言と解釈される。
これに対しマクロン大統領は3日、訪韓中に記者らに対し「優雅でもなく品位もない発言であり、答える価値はない」と反発したと、WSJは伝えた。またはマクロン大統領は戦争関連の発言をめぐり「真摯であるのなら前日に話したことと正反対のことを毎日話すべきでない。ある意味、毎日話す必要もないのかもしれない」とトランプ大統領の一貫性のない発言を批判したという。
マクロン大統領は米国の対イラン軍事作戦について「米国とイスラエルが勝手に決めた作戦」とし「支援を受けられないと不平を言うことはできない」と指摘した。また、ホルムズ海峡の問題に関する軍事的介入要求を「非現実的」とし「イランとの協議で解決するべき」と強調した。
WSJは今回の舌戦をめぐり「イラン戦争をめぐるトランプ大統領と欧州指導者の間の緊張が高まっていることを見せる最も公開的な事例の一つ」と評価した。続いて「欧州の指導者らは昨年までトランプ大統領にへつらいながら関係を維持しようとしたが、最近は公開的に対抗している」と伝えた。
仏日刊ルモンドも2人の対立について「トランプ大統領が、米国とイスラエルによる対イラン戦争に参加していないと非難した北大西洋条約機構(NATO)加盟国の首脳らに対する一連の叱責に続くものだ」と伝えた。
フランス政界では与野党を問わずトランプ大統領に対する激しい反応が続いた。ヤエル・ブロンピベ下院議長はトランプ大統領を狙って「率直に言うと期待に及ばない」とし「我々は現在、世界の未来について議論中であり、イランでは数百万人の生活に影響を及ぼす状況で人々が死んでいるが、大統領は笑って他人をからかっている」と批判した。
フランスの急進左派政党「不服従のフランス(LFI)」のコーディネーター、マニュエル・ボンパール氏も「(マクロン)大統領と意見は違うが、トランプ大統領がそのように話して彼の夫人にまで言及するのは絶対に容認できない」と語った。
両首脳は過去10年間、政策をめぐる葛藤の中でも「特別な関係」を強調しながらブロマンスを続けてきた。2017年の仏パリ祭(バスティーユ・デイ)行事招待、2018年の米国賓訪問で両首脳は抱擁するなど親密な姿を演出し、トランプ大統領は当時「我々は非常に特別な関係」と述べた。
しかし最近は関税、グリーンランド、ウクライナ、イラン戦争など核心懸案をめぐる立場の違いが累積し、関係は急激に冷え込んでいる。WSJは特にグリーンランド問題をめぐる双方の葛藤が「転換点(turning point)」になったと分析した。
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