ドナルド・トランプ米大統領が1日、ホワイトハウスのクロスホールでイラン戦争に関する国民向け演説を行っている。[AFP=聯合ニュース]
イラン国会議長のモハンマド・バゲル・ガリバフ氏は4日(現地時間)、X(旧ツイッター)に「世界の石油、LNG(液化天然ガス)、小麦、コメ、肥料の輸送量のうち、バブ・エル・マンデブ海峡を通過する割合はどれほどか。海峡を通過する輸送量が最も多い国と企業はどこか」と投稿した。
イエメンとジブチの間に位置するバブ・エル・マンデブ海峡は、アデン湾から紅海を経てスエズ運河へと至る唯一の要衝だ。最も狭い幅(32キロメートル)はホルムズ海峡(34キロメートル)より狭く、通過する船舶が攻撃対象になりやすい。
ガリバフ氏の発言は、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖したのに続き、バブ・エル・マンデブ海峡も封鎖することで、世界の原油生産量の10%、世界のコンテナ輸送量の25%が通過する紅海を封鎖し得ると警告したものとみられる。イエメンの親イラン武装組織フーシ派も最近、戦況次第ではバブ・エル・マンデブ海峡の封鎖に踏み切る可能性があると警告した。
ガリバフ氏は5日にも「実戦を経験した将軍たちは、米国人の命をイスラエルの幻想に売り渡すような判断に、テレビ司会者出身の人物に従う“イエスマン”になることを拒んでいる。それが短期的な代償だ」とし、「長期的なコストは何か。米国の納税者は今後数十年にわたりガソリンスタンドでその代償を支払うことになる。これこそが真の遺産だ」と投稿した。テレビ司会者出身のピート・ヘグセス米国防長官によるランディ・ジョージ陸軍参謀総長の更迭を皮肉るとともに、米国の原油価格上昇を警告したものとみられる。
「地獄の門」警告のトランプをものともせず…紅海封鎖も示唆するイラン(2)
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