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「神は善なり」…イランの罠と疑われた、行方不明米兵の最初の信号(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドナルド・トランプ米大統領が1日(現地時間)、ワシントンDCのホワイトハウスで対イラン戦争に関する国民向け演説を行うため演台に向かっている。[ロイター=聯合ニュース]

映画さながらの米軍戦闘機の乗員の救出作戦の全容が、徐々に明らかになっている。




3日(現地時間)、イラン南西部の領空で作戦中、イラン軍の対空攻撃によって撃墜された米空軍F-15E戦闘機の後席に搭乗していた武装管制士(Weapons System Officer、WSO)は、緊急脱出後、イランの険しい山岳地帯に孤立した。ドナルド・トランプ米大統領は5日、米インターネットメディアのアクシオスとのインタビューで、イラン軍が携行式ミサイルを使用して米空軍のF-15Eという“大物”を仕留めたとし、「彼ら(イラン軍)は運が良かった」と述べた。


◇「イラン軍、携行式ミサイルで米戦闘機撃墜」

護身用の拳銃1丁だけを手に、単独で取り残されたこの将校が救難信号を送った際、米軍指揮部は当初、イラン軍に捕らえられている可能性があるとみて、意図的に発せられた偽信号と判断していたことも明らかになった。戦闘機が撃墜されるなどして緊急脱出する際、操縦席の下に装備された「生存キット」も分離され、パラシュートとともに降下するようになっている。生存キットには「ビーコン」と呼ばれる無線位置標識装置と、味方との交信のための暗号無線機が含まれている。

トランプ大統領は「武装管制士の将校が戦闘機から脱出した後、無線で『神に栄光を(Power be to God)』という短い特徴的なメッセージを送ってきた」とし、「軍当局はイラン側が米軍を罠に誘い込むために虚偽の信号を送ったと判断した」とアクシオスに語った。この無線メッセージは、まるでイスラム教徒が口にしそうな言葉に聞こえたという。イラン軍が当該将校を生け捕りにし、米軍の救出部隊を誘い出すために送った偽の信号の可能性があると見られていた。

◇行方不明の米兵の無線、当初は偽信号と判断

アクシオスが米国防総省当局者を通じて把握したところ、この将校が送った正確な無線メッセージは「神は善なり(God is good)」だった。ピート・ヘグセス国防長官が同日午前、X(旧ツイッター)に説明なく投稿した内容も「神は善なり」だった。この将校の無線メッセージをそのまま引用したものとみられる。

米軍指揮部の判断が変わった決定的なきっかけは、この将校が信仰心の厚い人物である事実が確認されたことだったという。米国防総省当局者は「当初は状況が完全には明確でなかったが、関連情報を基に彼が生存しており(イラン軍に)拘束されていないことを確認した」とし、「彼を知る人々が、彼は信仰心の厚い人物だと証言してくれた」と伝えた。 


「神は善なり」…イランの罠と疑われた、行方不明米兵の最初の信号(2)

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