ソウル・西大門区の鞍山で満開となったサクラ。[写真 西大門区]
サクラは咲けばすぐ満開になる。短いサクラの季節を楽しめるソウルの代表的スポットとして汝矣島(ヨイド)の輪中路(ユンジュンロ)が挙げられるが、これ以外の名所も多い。
ソウル各地でサクラ祭りも開かれる。期間が最も長いのは瑞草区(ソチョグ)の良才川(ヤンジェチョン)だ。先月30日から今月19日まで永東1橋~永東2橋間約2.5キロメートルで「良才川サクラ灯祭り」を開く。公演と各種プログラムが集中する開幕式は3日から5日までだ。
雨がやんだ翌日の5日にはマジック、大衆音楽、ジャズが結合した「サクラピクニックコンサート」が開かれる。夜にはサクラの下で映画を鑑賞する「野外シネマ」もある。
松坡区(ソンパグ)の石村湖(ソクチョンホ)のサクラも有名だ。人造湖を囲む1000本以上のサクラが壮観だ。3日から11日までサクラ祭りが開かれる。散策路全区間がライトアップされ夜も楽しめる。石村湖交差点に設置された直径7メートルの球形メディアアート施設「ザ・スフィア」ではサクラ関連のメディアアートが見られる。
西大門区(ソデムング)の鞍山(アンサン)では樹齢40~50年のサクラ3000本が見られる。西大門区は3~5日に鞍山と弘済(ホンジェ)滝一帯でイベントを開く。今年は親環境イベントに向けフードトラックでも使い捨て容器の使用を自制する。このほか恩平区(ウンピョング)の仏光川(プルグァンチョン)、城東区(ソンドング)の中浪川(チュンナンチョン)、麻浦区(マポグ)の合井(ハプチョン)などのスポットがある。
サクラだけではない。ソウル観光財団が挙げる春の名所もある。良才川はサクラだけでなく満開のチューリップも見られる。2000年代初めに良才川と良才市民の森を再整備し「都市の中の小さな欧州庭園」というコンセプトでチューリップを植えた。ソウル観光財団は午前9時前後に訪問すれば日差しがやわらかく影が長くて立体感のあるチューリップの写真を、午後4~6時には金色の夕焼けでチューリップの色がさらに強調された写真を撮れると推薦する。
海抜508メートルの仏岩山(プラムサン)にはツツジの丘がある。蘆原区(ノウォング)が2018年から3年間で10万株のツツジを植えて作った。今年のツツジ祭りは4月16日から26日までの予定だ。景福宮(キョンボックン)は春になると「花の宮殿」になる。高宗(コジョン)が使った書斎で外国使節に面会する場所に使われた集玉斉(チボクチェ)の前庭にはボタンが咲く。ボタンは花の王であり富貴と栄華の象徴と考えられた。特に宮廷では王室の繁栄を祈る意味を込めてボタンを植えた。景福宮の慶会楼(キョンフェル)周辺のサクラも有名だ。
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