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「イランを石器時代に戻す」発言のトランプ大統領、カーグ島焦土化で生じる事態(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米海軍空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」の甲板に着艦するF-18戦闘機 [AP=聯合ニュース]

カーグ島の原油が空襲により海に流出する場合、環境破壊も憂慮の恐れがある。最大3000万バレルを貯蔵できるカーグ島で大規模な流出事態が発生すれば、被害は島の周辺に限られない。環境モニタリング分析機関ネイチャードッツによると、平均水深が35~40メートルにすぎないペルシア湾は海水滞留時間が858日にのぼる。汚染物質の自然浄化が事実上不可能だ。AP通信は「今回の戦争過程で石油施設の火災と沈没船舶から出た汚染物質が淡水化施設の海水取水に支障をきたし、沿岸の生態系を毀損している」と指摘した。




イランがカーグ島で深刻な打撃を受けたとしても、ホルムズ海峡の封鎖は続く可能性が高い。ペルシア湾とオマーン湾に沿って約1500マイル(約2400キロ)の海岸線を保有するイランは広い水域で機雷、攻撃艇などを投入して奇襲がいくらでも可能だ。フォーリンポリシー(FP)は「こうした形で海峡に脅威の認識を与えれば船会社は航路を変えて封鎖と同じ効果が発生する」と伝えた。


占領はさらに難しい。海外メディアによると、中東地域には現在、米軍兵力が約5万人ほどいる。全面地上戦オプションを排除していないということだ。しかし専門家らはカーグ島がイラン本土から近いため米上陸兵力がイラン砲兵とドローンの固定標的になると懸念している。ワシントン近東政策研究所の軍事・安保研究プログラム室長マイケル・アイゼンシュタット氏はAP通信に「本土から島に発射されるミサイルとドローンが山岳地形の中で入ってくれば捕捉と警告が容易でない」と話した。

このためカーグ島を破壊する代わりに、この島から出港するタンカーに対する海上封鎖が現実的との声が出ている。アイゼンシュタット氏は「イラン石油産業を掌握するという目標なら、イラン産石油を運ぶ船舶に対する海上封鎖が安全な戦略」と主張した。

カーグ島をイランに対する圧力のテコとして残しておくべきという見方もある。米戦略国際問題研究所(CSIS)エネルギー安全保障専門家のクライトン・シーグル氏は「イラン武器体系を射程圏外に置いてガルフ海域から出るイラン産石油輸送船を遮断する措置が必要だ」とし「今後の数年間イランの成長潜在力をまひさせるのは決して望ましくない」と話した。


「イランを石器時代に戻す」発言のトランプ大統領、カーグ島焦土化で生じる事態(1)

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