トランプ米大統領が31日(現地時間)、ホワイトハウスで行政命令に署名した後、イラン戦争に関連する立場を表している。 [ロイター=連合]
しかし安心するのはまだ早い。終戦交渉の進行中に戦闘がさらに激しくなる点は戦争の歴史が見せてきた事実だ。時々刻々と情勢が急変していて状況は流動的だ。こうした状況であるほど我々の対応は機敏でありながらも予測可能なあらゆるシナリオに徹底的に備えなければいけない。
懸念されていた点はすでに表れている。トランプ政権は戦争で事実上封鎖されたホルムズ海峡の通行は該当国が処理するべきという立場であり、イランは原油輸送船1隻あたり200万ドル(約3億2000万円)の通行料を賦課すると主張している。戦争前と比べて韓国にはるかに不利な状況が生じるおそれがあるということだ。国際社会と歩調を合わせて対応策を立てる必要がある。また、早期終戦が実現するとしてもグローバルエネルギーがすぐに回復するのではない。ガルフ地域の原油と液化天然ガス(LNG)施設の相当数が破壊され、復旧に相当な時間がかかるしかない。したがってエネルギー危機対応策をもう一度点検し、供給先多角化を通した非常態勢を当分維持する必要がある。また、搬出された在韓米軍の防空戦力を復帰させるなど堅固な韓米同盟の維持にも万全を期さなければいけない。このように微妙な時期であるほど実用外交の基調を失ってはならない。
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