24、米フロリダ州のケネディ宇宙センターでアルテミス2号が発射台に据え付けられた様子。米航空宇宙局(NASA)は4月1日にアルテミス2号を打ち上げる試みる計画だ。[写真 AFP=聯合ニュース]
ロイター通信などによると、NASAのアイザックマン長官は各国の宇宙当局関係者が集まる行事でこうした計画を公開した。アイザックマン長官は既存の月軌道宇宙ステーション「ゲートウェイ」プロジェクトを中断し、7年間に200億ドル(約3兆円)を投じて月面基地を建てると明らかにした。2028年末までに火星に原子力宇宙船を打ち上げるという目標も含まれた。NASAが月面基地建設の具体的なロードマップを明らかにしたのは今回が初めてだ。
月面基地構築は3段階にかけて進められる。最初の段階では月に小型ロボット着陸船と宇宙飛行士が乗れる車両、通信機器などを開発する。2番目に月で準居住が可能な施設を構築する。最後の段階は人間が月に持続的に居住できる永久施設を作ることだ。
◇米中宇宙競争本格化するか
昨年12月に就任したアイザックマン長官は米中宇宙開発競争に火を付けた。今回の任務変更背景にも中国の月探査計画を牽制する目的があるとの分析が出ている。中国は2030年に月に宇宙飛行士を送るという計画を持っている。月面基地建設に向けた中間過程である宇宙ステーション建設を省略して月面基地建設に入り時期を繰り上げるという意味だ。アイザックマン長官は「中国は宇宙という戦略的要衝地で米国の主導権に挑戦する真の地政学的競合者」と話した。
今回の発表はアルテミス2号の打ち上げを約1週間後に控えて出された。NASAは4月1日に月軌道有人宇宙船アルテミス2号を打ち上げる。1972年のアポロ17号から54年ぶりに行われる有人月軌道飛行だ。2月に打ち上げ予定だったが技術問題から数回延期され4月に改めて打ち上げを試みる。
NASAはアルテミス3号の月着陸任務を修正したりもした。アルテミス3号は2028年に打ち上げられ有人月着陸任務を遂行する予定だったが、打ち上げ時期が1年前倒しされ低軌道にだけとどまることになった。その後アルテミス4号が2028年に有人月着陸を試みる。NASAがトランプ大統領の任期である2029年まで月着陸を成功させるため計画を大幅に修正したという見方が多い。
韓国は昨年11月に探査中長期任務計画を発表した。2032年に月探査船を送り、2040年代に月面に経済基地を構築するという目標だ。韓国宇宙航空庁はこの日、月探査任務策定に向けた公聴会を開催し具体的な任務を議論した。現在着陸候補地に提案されているのは北半球のガートナークレーター、エンデュミオンクレーターなどだ。宇宙航空庁は今回の議論を基に追加検討を通じて科学的価値が高い着陸候補地を2026年末までに選定する予定だ。
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