2月1日(現地時間)、イラン・テヘランで開かれた会議に出席したモハマド・バーゲル・カリバフ国会議長。AFP=聯合ニュース
トランプ大統領は、イラン側から先に連絡してきたと説明した。彼は「私が電話したのではなく、彼らが電話してきた」とし、「彼らは合意を望んでおり、我々も合意する意向が強い」とした。ただし、「良い合意でなければならない。これ以上の戦争も核兵器もあってはならない」とし、これらの条件のうち一つでも破れば合意はないと断言した。
トランプ大統領は、イランと合意することになれば、イランの高濃縮ウランを米国が直接出向いて回収すると述べた。イランは準兵器級の60%濃縮ウランを約450キロ保有していると伝えられている。
ウィトコフ氏とクシュナー氏が接触したというイラン側の人物については、「最高指導者(モジタバ・ハメネイ師)ではない」としつつ、「最高位級の人物だ」とした。トランプ大統領は「米国の空襲によりイランで第1・2・3グループの指導者の多くが死亡したが、あの国を非常によく代弁できる人々がいると考えている」と述べた。
これに関連し、米オンラインメディアのアクシオス(Axios)は、イラン側の交渉相手がモハマド・バーゲル・ガリバフ国会議長だと報じた。ガリバフ氏は革命防衛隊(IRGC)の将軍、テヘラン市長を歴任しており、モジタバ最高指導者の側近の一人と目されている。ただし、ガリバフ氏もソーシャルメディアのX(旧ツイッター)への投稿を通じて「米国とはいかなる交渉も行われていない。金融・石油市場を操作し、米・イスラエルが陥った泥沼から抜け出すためのフェイクニュース」と反論した。
◇「ホルムズ海峡、合意すれば即時開放」
トランプ大統領は具体的な合意内容についての質問に対して「15項目ほどある」とし、「イランが核兵器を持たないというのが第1、第2、そして第3だ。イラン側もこれに同意した」と述べた。イランが民間・医療目的のウラン濃縮も行わないことにしたとも伝えた。
トランプ大統領はまた、ホルムズ海峡は交渉が成功すれば即時に開放されるだろうと述べた。原油輸送の統制主体については「私とイランのアヤトラ(最高指導者)、彼が誰であれ、そして次のアヤトラが誰であれ…」とした。その上で「イランでは何らかの形で、非常に強力な形での政権交代があるだろう。事実、すでに始まっているも同然だ」と語った。
◇「イスラエルと通話…非常に喜ぶだろう」
トランプ大統領は、イランと休戦協定を結ぶことになれば、イスラエルも非常に満足するだろうとした。「つい先ほどイスラエル側と通話した。彼らは非常に喜ぶだろう」と述べた。
ただし、トランプ大統領は沖縄に駐留する海兵隊約2500人に続き、最近米本土サンディエゴの第11海兵遠征隊所属の約2200人が追加で中東に向けて出発したという報道についての質問には、「我々は戦略については話さない」と即答を避けた。
トランプ大統領はまた、「イラン戦争の大義名分となった『差し迫った脅威』の証拠はなかったという情報当局の証言があった」という質疑に対し、「私は差し迫った脅威だったと考えている」とし、「もし我々がB-2爆撃機で彼らを爆撃していなければ、彼らは2週間から1カ月以内に核兵器を保有していただろうし、それを手に入れるやいなや使用したはずだ」として、先制攻撃を正当化した。最近、イラン戦争に反対して辞任したジョー・ケント前国家テロ対策センター(NCTC)所長が「イランが米国にとって『差し迫った脅威』であるという証拠はなかったが、イスラエルがトランプ大統領の軍事行動を誘導した」と主張したことに対する反論だ。
トランプ氏「最後の機会、5日間の交渉」…イランの否定にも「合意が成立するほうに賭ける」(1)
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