イランの新しい最高指導者に選出されたモジタバ師 [AFP=聯合ニュース]
米日刊ウォールストリートジャーナル(WSJ)は21日(現地時間)、イラン内部でもモジタバ師は生きているのかと疑う視線が増えていると報じた。
モジタバ師は12日、就任後の最初の演説で「血の復讐」を誓ったが、当時のメッセージは国営テレビのアンカーを通じて伝えられ、本人は姿は現さなかった。20日にイラン暦の新年「ノウルーズ」を迎えて発表した「新年の辞」も同じだ。
最高指導者に選出されてから一度も公開的な席に姿を現していないうえ、肉声も公開されていない。
また、イラン当局が公開しているイメージはほとんど人工知能(AI)で生成したものや撮影年度が不明な古いものばかりであり、WSJは「イラン視覚イメージ専門家らと共にモジタバ師の写真を分析した結果、相当数がAIで生成されたり操作されたりしているという結論を出した」と伝えた。
こうした状況が続く中、一部ではモジタバ師を「ダンボール(cardboard)アヤトラ」と嘲弄する声も出ていると、WSJは報じた。
西側はもちろんイラン当局者もモジタバ師が爆撃で負傷したという事実には共通して言及しているだけに、負傷の程度がどれほどかが重要になったという分析だ。
最近トゥルシー・ギャバード米国家情報長官は、モジタバ師が重傷を負い、このためイラン指導部に混乱が生じていると主張した。
半面、イラン当局者はモジタバ師が権力を行使していて保安上の理由から潜伏しているだけという立場だ。
WSJはモジタバ師のこうした動きが過去の行跡とも一致すると指摘した。モジタバ師は2021年に一度だけメディアのインタビューに応じただけで、大衆の前に姿をほとんど現さず、メディアへの露出も避けてきた。
WSJはモジタバ師の生死をめぐる論争とは別に、イラン政権が依然として戦闘能力を見せていて、ポスターや広告イメージなどでモジタバ師の権力継承の正当性を広報するのに注力していると伝えた。
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