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「床の油のせいで膝が痛い」韓国・大田の火災工場、4年前から「危険警報」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

22日、大規模火災により多くの人的被害が発生した大田・大徳(テドク)産業団地に位置する自動車部品工場の火災現場で、警察や消防、国立科学捜査研究院など政府合同による火災調査が行われている。キム・ソンテ客員記者

大規模火災が発生した大田市大徳区文坪洞(テジョンシ・テドクグ・ムンピョンドン)の安全工業株式会社(以下、安全工業)工場で、死亡者10人が一度に発見された2階の休憩スペースが、従業員の仮眠場所として主に使われていたとの主張が出ている。また、工場内部の各所に切削油などの油分が広がり、健康悪化への懸念が強かったとの証言も数年前から指摘されていた。

22日、匿名の会社員コミュニティ「ブラインド」の安全工業掲示板によると、元従業員だと名乗るAさんは「3階は正式な休憩室ではなく、更衣室兼シャワー室で、運動器具が2~3台ある」とし、「床に寄り集まって、暗黙の了解で横になって休む場所だった」と主張した。別の元従業員Bさんも「休憩室の入口には、昼食後に少し眠ろうとして来た人たちの安全靴が並んでいた」とし、「自分がそこで寝ていたら果たして生きていただろうかと思う」と語った。また「関係機関や事業場も今回を契機に、換気・集じん・危険物管理といった基本的な部分から改めて点検すべきだ」と付け加えた。


この休憩スペースは最も多くの死亡者が出た場所で、空きスペースを利用して2014年12月に違法に増築されたものだ。消防当局は、この空間には正面に窓が設けられておらず、煙が外にうまく排出されず被害が拡大したとみている。また、この休憩スペースに窓が設置されたのは2015年7月から2016年1月の間とみられている。安全工業株式会社の工場は1996年の竣工以降、2010年・2011年・2014年の3回にわたり増築を行った。


このほか、現場に油分が蓄積しており、健康を懸念していたという過去の投稿も多数確認された。生産エンジニアのCさんは4年前の2022年10月6日、「会社の給与は大田では上位に入る水準だ」としながらも、「現場にオイルミストが多いことが欠点だ」と指摘した。現在、消防当局は火災が急速に拡大した原因として、工場内部で使用される切削油や集じん設備など、内部に蓄積していた油分に注目している。

研究開発(R&D)部門の従業員Dさんも2024年10月29日、「会社の欠点は油が多く、滑りやすく、歩くたびにバランスを取るため膝が非常に痛い」と書き込んだ。別の生産エンジニアEさんも2025年8月6日、「工場が古く、オイルが大量に飛散する」とし、「天候の影響を大きく受けやすい」と述べた。安全工業のファン・ビョングン労働組合委員長も同日、取材陣に対し「油蒸気や油の堆積物などが生じることを懸念し、集じん設備を定期的に点検・清掃すべきだと要求してきたが、会社側が安全警告を無視した」と主張した。

一方、大田・大徳消防署は先月23日、安全工業に対し危険物安全管理法違反の対象であると通知したという。先月、国民申聞鼓(韓国政府のオンライン苦情受付サイト)に寄せられた苦情を基に現場を確認する中で、関連措置が取られたものと伝えられている。ただし消防関係者は22日の電話取材で「具体的な内容は確認できない」と話した。



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