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韓国在住のイラン人に「家族を殺す」メッセージ…BTS公演を控え非常事態(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

19日午後12時ごろ、光化門(クァンファムン)広場で21日に開催されるBTS(防弾少年団)のカムバック公演の準備現場を見守る市民。キム・イェジョン記者

イラン戦争の余波が韓国国内のテロ懸念や韓国在住のイラン人に対する脅威へとつながり、市民の間で不安が広がっている。21日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の光化門(クァンファムン)広場で開かれるアイドルグループBTS(防弾少年団)のカムバック公演を控え、根拠が不確実な「テロ予告説」まで流れていて、警察は機動隊の投入はもちろん、国際行事レベルにまで特攻隊の警備を強化することにした。

21日のBTSによる光化門広場公演を前に、一部のソーシャルメディア(SNS)などでは、イラン政府側のSNSに光化門広場の写真とともにテロを暗示する投稿がアップされたという噂が回った。また、光化門広場付近には米国大使館やイスラエル大使館があるため、イランのテロリストの標的になりかねないという懸念も一部から提起された。


韓国政府は状況を厳重に受け止め、19日午前0時から21日深夜まで、鍾路区・中区(チュング)一帯のテロ警報を「関心」から「注意」へと引き上げた。警報段階はテロの脅威の程度に応じて「関心-注意-警戒-深刻」の4段階に区分される。警察は行事に最大26万人の観客が集まると予想し、31カ所の出入り口に人波を分散させる「スタジアム型群衆管理方式」を適用して安全管理に万全を期す方針だ。


それでも行事を2日後に控えた19日午後12時、光化門広場付近で会った商人や市民の間からは、戦争によって国際情勢が不安定な状況で大きな行事も予定されており、心配だという声が上がった。あるコンビニ店主のAさんは「行事当日も営業予定だが、テロが本当に発生でもしたら大変なことになる」と懸念し、「警察が多く配置されるというので、何事もないと信じるしかない」と話した。高麗(コリョ)大学アジア問題研究院中東・イスラムセンターのキム・ドギル政治経済研究室長は「韓国は戦争に介入していないため、実際にテロが発生する可能性は低いが、米国の同盟国であり、公演会場の近くに在韓米国大使館があるという点で、テロの危険に徹底して備える必要がある」と指摘した。

反イラン性向の韓国在住イラン人に対する身辺の脅威も相次いでいる。2018年に韓国へ留学に来たローサさん(27、仮名)は、先月中旬から毎日SNSで正体不明のアカウントから脅迫メッセージを受け取っている。メッセージにはローサさんの実名・住所とともに罵倒する言葉が含まれていた。イラン政府を批判した投稿に対する返信として「これ以上言えば家族を殺してやる」と書かれることもあった。ローサさんは「イランではインターネットや電話が頻繁に途切れるため両親が心配だが、我が家の住所まで知っているというので怖い」と語った。韓国に住み、反イランデモに頻繁に参加しているというあるイラン人は「1週間前、イラン政府が私と周囲のイラン人の現地資産を没収したという知らせを聞いた」とし、「一部はイランにいる家族が政府から調査を受けたという連絡を受けたりもした」と明かした。ソウル大学アジア研究所のク・ギヨン教授は「イランの国営放送が国内外の反政府活動に対する処罰方針を公に明らかにしているうえ、情報員が海外居住のイラン人の所在を把握している状況において、こうした脅迫は実質的な脅威」と述べた。


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