ホルムズ海峡の地図。[ロイター=聯合ニュース]
イラン外務省は同日の書面ブリーフィングで「緊張が緩和され、より安定した環境に移行したとしても、最近の情勢を踏まえるとホルムズ海峡の運用が従来の状態に戻ることは難しい」と説明した。
外務省は続けて「強化された安全保障環境を考慮すれば、イランおよび中東の安全を継続的に確保するには、海上通行に対してペルシャ湾沿岸国による一層強力な監督・管理が必要だ」と強調した。
これに関連して、イランのアッバス・アラグチ外相は前日、アルジャジーラとのインタビューで「イラン近海を敵に利用させないのは当然だ」と述べ、「戦後にはホルムズ海峡および船舶通過の方式に関する新たな規範をペルシャ湾周辺諸国が策定すべきだ」と明らかにした。
外務省はまた「世界のエネルギー供給の大部分が通過する重要な航路であるホルムズ海峡は、もはや単なる商業航路とは見なせなくなった」とし、「安全保障、経済、戦略的考慮が交差する要衝であり、紛争時には戦略的な手段となる」と位置付けた。
さらに「ホルムズ海峡北岸に沿って主権を行使するイランは、この海峡の安全保障が国家安全保障と本質的に結びついているとみている」とし、「紛争時における海上交通の規制・統制など国家安全保障を守るための比例原則に基づく措置は正当かつ合法だ」と主張した。
あわせて外務省は「国際社会がエネルギーの安定的な供給を確保し、世界市場のさらなる不安定化を防ぐためには、緊張緩和と紛争の根本的解決を優先すべきだ」と明らかにした。これは国際社会がイランに対する軍事行動の中止を求めて米国とイスラエルに圧力をかけるべきだとの趣旨と解釈される。
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