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<サッカー>「11人の白虎が奇襲」…破格の「バイオレット」を採用した韓国代表チームの新ユニホーム

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サッカー韓国代表の新アウェーユニホームを着用した趙圭誠(チョ・ギュソン)。ユニフォームカラーは破格のバイオレットだ。[写真 Nike]

2026年北中米ワールドカップ(W杯)で韓国代表が着用する新しいユニホームが19日、スポーツブランドのナイキ(Nike)を通じて公開された。

ホーム用のシャツは伝統の強烈なレッド、パンツはブラックを採用している。韓国サッカーの象徴である「白虎」がモチーフだ。上から下まで虎のカモフラージュ(斑点模様)パターンが力強く刻まれた、躍動感あふれるビジュアルだ。


ナイキ・グローバルフットボールの韓国ユニホーム担当、ピーター・アダル氏はデザインコンセプトについて「一言で言うと『白虎の奇襲』を表現した」と説明。「韓国代表の誇りを象徴するイメージとして思い浮かんだのが白虎だった。白虎は静かだが、誰も予想だにしない瞬間に攻撃を仕掛ける力を持っている。まるで11人の白虎がピッチに立ち、奇襲をかける姿を想像してデザインした」と明かした。


ナイキ側は「伝統的な文化遺産と現代的なストリートウェアの感性を融合させた。伝統に根ざしながらも、恐れることなく突き進む現代の韓国を描き出している。韓国の書道と西洋のデザインを組み合わせたカスタム書体で、チームのアイデンティティーを表現した」と付け加えた。

アウェー用は「奇襲」の叙事をさらに拡張させた。カラーは破格のバイオレット(紫)。大韓サッカー協会のエンブレムとナイキのロゴにはミント系があしらわれた。首元には虎と花を組み合わせたイメージが刻まれている。ナイキ側は「特定の花ではないが、花が咲き誇るエネルギーに焦点を当てた」としたが、ムグンファを彷彿とさせる。韓国の国花であるムグンファは、永遠に咲き続ける花として、民族の粘り強い生命力を象徴する。

アダル氏は「『動物の王』と『花の王』が出会うというコンセプトだ。花が開く瞬間の爆発的な勢いからインスピレーションを得た。韓国の芸術と建築からインスピレーションを得て、強さと美しさが調和する2つの象徴をデザインに取り入れた」と解説した。

このデザインは、先月インターネット上で話題になった孫興慜(ソン・フンミン)が薄紫色のユニホームを着てムグンファを手にする合成写真と酷似している。当時、国内のファンからは「東洋の神秘が込められていて、エレガントだ」との声が上がった。サッカー用品専門メディア「フット・ヘッドラインズ」は5点満点中4.3点の高評価をつけている。一方で「田舎の市場で見かけるおばあさんのモンペの柄のようだ」と好みが分かれる反応も見られた。

一方、今回のユニホームには韓国サッカーの伝統と精神だけでなく、スポーツ科学と持続可能性も込められている。ナイキはクーリング・イノベーション技術「エアロフィット(Aero-Fit)」を採用した。数百人の選手による着用テストに基づき、従来の選手用ウェアに比べ2倍以上の空気の流れを生むよう設計された。また、100パーセント繊維廃棄物から製作され、環境への配慮も忘れていない。

ナイキは、呉賢揆(オ・ヒョンギュ/ベシクタシュ)、趙圭誠(チョ・ギュソン/ミッティラン)、黄喜燦(ファン・ヒチャン/ウルヴァーハンプトン)、李在成(イ・ジェソン/マインツ)が参加したナイキ・フットボールキャンペーン「爪の逆襲」も公開。ナイキは「待ち望んだ逆襲の瞬間、選手たちが同時に動けば止められない存在になるという宣言であり、爆発する韓国サッカーの集団エネルギーを象徴している」と伝えた。

2026年韓国代表ユニホームは23日に公式発売され、28日に英国で行われる韓国対コートジボワールの親善試合で初披露される予定だ。



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