17日午前9時45分、千里眼(チョンリアン)衛星2B号が捉えた中国東北部の微小粒子状物質の分布。北西風が微小粒子状物質を南東へ流している様子だ。気候エネルギー環境部は同日午前6時~午後9時、首都圏および忠清南道(チュンチョンナムド)地域に対し微小粒子状物質の危機警報「関心」段階を発令し、非常低減措置を実施した。[写真 国立環境科学院]
山火事の実際の位置は、千里眼衛星2A号の山火事探知映像に捉えられた。映像では、遼寧省瀋陽市や吉林省長春市、内モンゴル自治区付近に至るまで赤い点が帯のように連なっている。微小粒子状物質を運ぶ北西風の流れも確認された。微小粒子状物質の移動に影響を及ぼす高度約1.5キロメートルの風は、東北3省から吹いてくるが、韓国に到達すると停滞する傾向にある。前日午後6時、中国気象局は15~16日に遼寧・吉林・黒竜江などで熱源が検知されたと明らかにした。
北西風に乗って流入した微小粒子状物質が韓国国内で停滞するのは気圧配置のためだ。気象庁によると、16日午後9時から17日午後1時にかけて、内モンゴル自治区付近に位置する低気圧の前面から東北3省を経て韓半島方向へ北西風が吹いた。ただし韓半島に近づくほど高気圧の影響圏に入り、気圧傾度力が弱まり、韓国の大気は停滞する傾向にある。
中国の山火事などによる微小粒子状物質は18日まで韓国に残留し、首都圏と江原道嶺西(カンウォンド・ヨンソ)、大田(テジョン)・世宗(セジョン)・忠清北道(チュンチョンプクト)・忠清南道・光州(クァンジュ)・全羅北道(チョルラプクト)・全羅南道(チョルラナムド)の微小粒子状物質は概ね「悪い」水準を示す見通しだ。国立環境科学院大気質統合予報センターのイ・ジェボム所長は「20日と21日は清浄な空気が流入し、大気の状態は改善する見込みだが、22日には再び悪化するとみられる」と述べた。
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