6年ぶりに再開された平壌(ピョンヤン)発北京行き列車が12日午前、鴨緑江(アムノッカン)鉄橋を通過している。 イ・ドソン記者
13日午前、中国遼寧省の丹東駅には団体服を着た人たちの列が見えた。黒いコートを着た人たちの手には大きな旅行用のカバンがあった。浮かれた表情で北朝鮮の言葉で騒ぎながら「国際列車待合室」に向かった。この日、丹東駅には北京を出発して平壌(ピョンヤン)に向かう旅客列車が到着した。全18両で、17、18号車の2両だけが国際乗客用として編成された。白と紺の組み合わせで区分された後尾の2両には「北京-平壌」と表示されていた。午前10時(現地時間)に丹東駅を出発したこの列車は午後6時15分平壌に到着する。
北京-平壌旅客列車は6年ぶりに再開された。この路線は丹東と新義州(シンウィジュ)を経由して両国の首都をつなぐ。朝中友好の象徴的な交通手段であり、1954年に運行が始まった。しかし2020年1月に北朝鮮が新型コロナ拡大を理由に国境を封鎖したことで中断した。2022年には貨物列車の運行が先に再開された。旅客列車は、昨年9月に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が北京で中国の習近平国家主席と会い、両国関係を全面的に復元してから6カ月後に走り出した。北京と平壌をつなぐ列車路線は週4回(月・水・木・土曜)、丹東と平壌を行き来する列車は毎日1回運行する。前日午後には平壌を出発した旅客列車が中朝友誼橋(鴨緑江鉄橋)を渡った。青色の機関車を含めて計9両で、列車にはハングルで「北京」と目的地が表示されていた。
一部の乗客は明るい笑顔で窓の外に手を振った。制服を着て緊張した表情で外を見守る人もいた。平壌を出発した一部の乗客は丹東駅で下車した。旅客鉄道は当面、公務用として活用し、観光など民間交流用に拡大していく予定だ。
北京-平壌の航空便も6年ぶりに再開される。中国国際航空(エアチャイナ)が30日から北京発平壌行き航空便をまた運航する。
中国税関当局の海関総署によると、昨年の中国の対北朝鮮輸出は約23億ドル(約3670億円)と、前年比で25.2%増加した。これは中国の戦略という分析が出ている。ロシアに密着する北朝鮮を中国側に引き寄せ、韓半島(朝鮮半島)に対する影響力を誇示する狙いがあるということだ。トランプ米大統領の今月末の訪中を契機に中国が朝米対話の仲裁をする可能性もある。
一方、米財務省は12日(現地時間)、米国企業にIT(情報技術)技術者を偽装就職させた容疑で「鴨緑江技術開発会社」など2機関と6個人を対北朝鮮制裁目録に追加した。
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