生後20カ月の娘を放置して死なせた疑いをもたれている20代の母親が7日午後、拘束前被疑者尋問(令状実質審査)が開かれる仁川地方法院(地裁)に入っている。聯合ニュース
11日、仁川南洞区(インチョン・ナムドング)などによると、4日に遺体で発見されたAちゃんの家庭は、基礎生活受給者(生活保護受給者に相当)かつひとり親世帯に分類され、昨年から現在まで生計給付や児童手当など月平均300万ウォン以上の公的支援を受けてきた。
Aちゃんとその姉を一人で養育していた20代の母親B容疑者は、生活困窮層に食品や生活必需品を支援するフードバンクも毎月利用していたことが分かった。B容疑者はここで食材や飲料、ドーナツ、キャンディ、帽子などの物品を受け取っていた。
フードバンクの利用記録上、B容疑者の最後の訪問は、Aちゃんが遺体で発見される約1カ月前の先月11日だった。このように現金と物品の支援が続いていたにもかかわらず、Aちゃんは発見当時、深刻な栄養失調状態だったことが伝えられた。
Aちゃんの家庭に対する自治体の家庭訪問相談は、昨年2月に一度行われた後、追加の訪問は行われなかった。その後の相談は電話やオンライン、行政福祉センターへの訪問などを通じて進められた。
結局、国家による現金支援や物品支援があったにもかかわらず、肝心の保護が必要な乳幼児に十分に行き渡っていなかったことになる。
南洞区の関係者は「関連法上、基礎生活受給家庭の生活実態を確認する際、訪問だけでなく電話など多様な方式で行うことができる」とし「ただ、今後は綿密な生活実態確認のため、必要に応じて家庭訪問を並行するなど管理体系を強化したい」と述べた。
Aちゃんは先月20日、母親のB容疑者とともに保育園のオリエンテーションに参加もしていた。また、B容疑者は娘が亡くなる1週間前の先月25日にも、保育料の申請に関連して自治体と相談していたことが確認された。
しかし、Aちゃんは保育園の入園予定日だった3日に登園しなかった。B容疑者が伝えた欠席理由は、Aちゃんが小学生の姉の入学式に行かなければならないという内容だった。
Aちゃんはその翌日の4日、遺体で発見された。
管轄の行政福祉センターの関係者は「普段からフードマーケットを定期的に訪れており、訪問や電話相談が行われるなど危機の兆候がなかったため、事例管理(ケースマネジメント)の対象ではなかった」とし「昨年2月の訪問相談時にも、子供に特異事項は見当たらなかった」と説明した。
警察はB容疑者を児童虐待犯罪の処罰等に関する特例法上の児童虐待致死容疑で拘束して捜査中だ。また、小学生である長女についても、放置(ネグレクト)がなかったかなどを追加で調査している。
長女は事件直後に母親と分離され、現在は児童保護施設で生活している。
警察関係者は「子供が栄養失調に至った経緯など具体的な事項は現在調査中であり、明らかにすることは難しい」と述べた。
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