11日、京畿道平沢市(ピョンテクシ)韓米軍烏山空軍基地のC-5輸送機。最近、米国は在韓米軍の地対空防空武器パトリオット(PAC3)に続いてTHAAD装備の一部も中東に搬出される動きが捕捉された。 [ニュース1]
軍当局と海外メディアによると、最近、星州基地から烏山(オサン)基地に移動したTHAAD発射車両6台が迎撃ミサイルを下ろして基地に復帰した。発射車両1台当り8発のミサイルが搭載されるという点を考慮すると、最大48発の迎撃ミサイルが移動したということだ。現在、このミサイルを烏山基地から米軍の大型輸送機で中東に搬送する準備が終わったという。
THAADは高度40~150キロで弾道ミサイルを迎撃する韓国軍防空網の核心資産。在韓米軍が運用するTHAADが搬出されれば高高度防御の空白が懸念される。
軍事情報筋は「レーダーや発射台など核心装備は星州に残り、キャンプキャロルなどに余分のミサイルが保管されていて、当面の運用に大きな問題はない」と伝えた。
今回の搬送はイランのドローンおよびミサイル反撃で中東内の米軍基地の防空資産が消耗していることで取られた緊急措置だ。一部では戦争が長期化すれば多連装ロケット砲(MLRS)など地上武器や兵力まで追加で搬出される可能性があるとし、対北朝鮮抑止力の弱化を憂慮している。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は前日の国務会議で「米国側に反対意見を伝えているが、我々の意見を完全に通すことができないのも厳然たる現実だ」と明らかにした。その一方で「わが国の軍事力は世界5位レベルと評価されるほど高い」とし「一部の防空武器が搬出されるからといって対北抑止戦略に深刻な障害が発生するのではない」と強調した。
この記事を読んで…