モジタバ・ハメネイ師。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は11日(現地時間)、モジタバ師が開戦初日の空爆の過程で足などを負傷し、現在は通信が制限された厳重警備施設にとどまっていると報じた。匿名を求めたイラン政府関係者3人は、モジタバ師は負傷したものの意識ははっきりしていると伝えた。イスラエル軍当局も、モジタバ師が先月28日に足を負傷したと把握しているという。現地メディアはモジタバ師を「負傷した参戦兵士」と表現することもあるという。
モジタバ師の生存が確認されたとの主張も出ている。マスード・ペゼシュキアン・イラン大統領の息子であり政府顧問でもあるユセフ・ペゼシュキアン氏は、テレグラムを通じて「知人を通じて確認した結果、モジタバ師は神の恩寵により無事だ」と明らかにした。
モジタバ師は8日に公式に選出されて以降3日間、公開の場に姿を見せていないだけでなく、映像メッセージなども発信しておらず、身の安全をめぐる異変説や死亡説などが浮上している。モジタバ師の父であるアリ・ハメネイ師と母、妻、息子1人は、開戦初日に行われた米国とイスラエルの空爆で死亡した。これに先立ち、イスラエルのカッツ国防相は、ハメネイ師の後継者も攻撃対象となり得ると警告していた。ドナルド・トランプ米大統領もモジタバ師を念頭に「彼が平穏に暮らせるとは思えない」と言及する一方、対話の可能性は残した。
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