昨年、毎日(メイル)乳業のプロテイン飲料『セレックス プロフィット』の体験イベントが開かれている様子。[ニュース1]
会食の際、酒の代わりによく飲んでいた炭酸飲料もゼロカロリー炭酸飲料に替えた。ファンさんは「アルコールも嫌だが、糖分も気になるので健康のことも考え、飲み物はすべてゼロカロリーか低糖のものを飲んでいる」と語った。
韓国では若者層を中心に「ヘルシー・プレジャー(Healthy Pleasure)」が主なトレンドとして定着し、食品・飲料市場の構図が変わりつつある。文字通り「楽しみながら健康管理」をしようとする消費者が、お茶や低糖飲料、プロテイン飲料にも関心を持つようになり、「コーヒー共和国」と呼ばれる韓国の飲料市場の中で存在感を増している。
10日、GSリテールによると、コンビニエンスストアGS25の飲料全体の売上に占めるコーヒーの割合は2023年の23.6%から昨年は20.6%に減少した。一方、お茶の割合は11.9%から12.3%に増え、イオン飲料(34.5%→38.8%)の割合も拡大した。炭酸飲料では糖分ゼロの製品が人気だ。一般の炭酸飲料の割合は2023年の16.3%から14%に減少した一方、ゼロカロリー炭酸飲料の割合は13.7%から14.3%に増えた。
大型スーパーでも状況は似ている。ロッテマートによると、今年2月のお茶の売上は前月比11%増、健康補助飲料は4%増となった一方、コーヒー(インスタント)は1%減少した。コーヒーでもデカフェを選ぶ人が増えている。関税庁によると、デカフェ用生豆の輸入量は2018年の1724トンから昨年は10040トンへと急増した。
健康機能性飲料の需要が増えている理由は、カフェインや糖分に対して消費者が敏感になったためだ。ここには、メディアやソーシャルメディア(SNS)を通じて伝えられるさまざまな健康関連コンテンツが人気を集めている点も影響している。ソウル江西区(カンソグ)に住むパク・ジヌさん(40)は「ユーチューブを見ると、飲み物は1日に何杯も毎日飲むものなので、砂糖やカフェインを少しずつ減らすだけでも大きな効果があると言っていた」とし、「市販されている飲み物の中には味も良く健康にも良いものが多いので、できるだけデカフェコーヒーやゼロカロリー飲料を選んでいる」と話した。
食品・飲料企業も需要の取り込みに向けて動きを加速させている。例えば、スターバックスが今年1月に発売した新製品の半分は、複数の茶葉をブレンドしたお茶飲料だ。『ユズ・ペ・カモミールティー』はカモミールに新ユズと洋ナシを加えたものだ。スターバックス飲料開発担当のチェ・ヒョンジョン氏は「香りや色、温度まで多様に楽しめるお茶飲料は、自分の好みを重視する20代の顧客層の特性とよく合う」とし、「多彩なお茶の体験を提供することが鍵だ」と語った。
毎日(メイル)乳業は植物性飲料やプロテイン飲料に力を入れている。昨年、『アーモンドブリーズ』『アメージングオート』などの植物性飲料の売上は前年より7.7%増えた。筋肉の形成・維持に役立つプロテイン飲料『セレックス』は、1日平均12万5000本が売れている。
インスタントコーヒー『マキシム』で有名な東西(ドンソ)食品も、健康機能性ティーを相次いで発売している。昨年だけでも『エサビ・コンブチャ』『マウムウリンほうじ茶』などを発売した。東西食品の関係者は「一般の緑茶の売上は伸び悩んでいるが、緑茶を焙じてカフェインを抑えたほうじ茶は人気を集めており、新しいお茶の開発を模索している」と話した。
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