スカンジナビア航空機。[写真 ロイター=聯合ニュース]
スカンジナビア航空は10日、「欧州の航空燃料価格が最近の世界的供給支障により2022年以降で最高水準に上がった」としながら一時的に航空券価格を調整すると明らかにした。スカンジナビア航空はスウェーデンのストックホルムに本社を置きデンマーク政府が株式を持つ北欧の代表的航空会社だ。
オーストラリアのカンタス航空とニュージーランド航空もこの日燃料コスト問題で航空券価格を引き上げると明らかにした。香港航空は12日から燃油サーチャージを最大35.2%引き上げることにした。
一部航空会社は先月28日のイラン空爆により中東航路と空港がまひすると、欧州と東南アジアを結ぶ路線など航空券価格を最大2倍以上上がった状態だ。ルフトハンザのカルステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は「運航が減り封鎖された空域を回避しなくてはならないため乗客はさらに高い航空券価格に備えなければならない」と話した。
航空燃料は通常、航空会社の運営コストの20~30%を占め、航空燃料価格は精製と保管・運送過程で国際原油価格にプレミアムがつき原油よりも価格上昇の勢いが激しい。英国の原材料情報企業アーガスによると、ブレント原油に対する北西欧航空燃料プレミアムは1バレル=97ドルで過去最大を記録した。
原油価格変動にヘッジをかけておかなかった東南アジアの格安航空会社は航空燃料価格に耐えらない場合には運航を中断するシナリオも検討しているとブルームバーグは伝えた。
ドイツ銀行のアナリスト、ミハエル・リネンベルク氏はブルームバーグに「戦争のため世界各地で数千便の運航が中断される恐れがあり、最も弱い航空会社は運営を最初から中断するだろう」と話した。
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