5日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所の電光掲示板。AFP=聯合ニュース
5日午前10時30分(現地時間)基準、ニューヨーク証券取引所でダウ工業株30種平均は前日より643.44ポイント(1.32%)安の4万8095.97を記録した。S&P500種株価指数は54.27ポイント(0.79%)安の6815.23、ナスダック総合指数は149.70ポイント(0.66%)安の2万2657.78となっている。
米国とイラン間の全面戦争が6日目に入り、市場全体にリスク回避心理が広がった影響と分析される。イランの革命防衛隊(IRGC)は、今後数日間で報復攻撃のレベルを高めると警告している状態だ。
湾岸海域では、小型船舶が衝突した後に爆発し、タンカーが攻撃を受けたというニュースも伝えられた。中東の緊張が高まる中で国際原油価格が再び上昇し、これに伴うインフレ圧力や米連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策に対する懸念も強まっている。
ただ、ハイテク株中心のナスダック指数は、相対的に下げ幅が限定的だった。半導体大手ブロードコム(Broadcom)の決算が市場予想を上回った影響だ。
ブロードコムは前日の取引終了後に発表した決算で、会計年度第1四半期の売上高が前年同期比29%増の193億1100万ドル(約3兆416億円)を記録したと明らかにした。これは市場予想の191億8000万ドルを上回る水準だ。
ブロードコムは第2四半期の売上高見通しも220億ドルと提示した。市場予想(205億6000万ドル)を上回る数値だ。これを受けてブロードコムの株価は3%以上上昇した。
キャピタル・ドットコムのダニエラ・ハッソン氏は「長期的なエネルギーショックは利下げの余地を減らす可能性がある」とし、「特にヘッドライン・インフレが再び上昇する場合、その影響はさらに大きくなるだろう」と述べた。
業種別ではエネルギーとハイテク株が上昇した一方、ほとんどの業種は下落した。
広告技術企業のトレードデスクは、ITメディア「ジ・インフォメーション(The Information)」が「オープンAI(Open AI)が広告販売に向けた初期交渉を進めている」と報じた後、株価が19%近く急騰した。
バークシャー・ハサウェイは、2024年以来初めて自社株買いに乗り出すというニュースを受け、株価が2%ほど上昇した。一方、BJ'sホールセール・クラブは、年間業績見通し(ガイダンス)が市場の期待を下回り、株価が3%以上下落した。同社は今年の調整後1株当たり利益(EPS)見通しを4.40〜4.60ドルと提示したが、市場予想の4.66ドルより低い。
欧州市場も一斉に下落した。ユーロ・ストックス50指数は1.04%安の5809.72で取引され、英国のFTSE100指数とフランスのCAC40指数はそれぞれ0.70%、0.69%下落した。ドイツのDAX指数も0.58%下げた。
国際原油価格は上昇した。同時刻、期近物である4月渡しのウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は前日に比べ5.01%高い1バレル=78.40ドルで取引されている。
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