労働新聞は5日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「狙撃手の日」(3月3日)を迎え、首都防衛軍団の射撃競技を参観したと報じた。この場には趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金才竜(キム・ジェリョン)、李日煥(イ・イルファン)ら政治局常務委員および主要幹部が同行した。[労働新聞、ニュース1]
新聞が戦略巡航ミサイルと述べた点と、金正恩氏が海軍の核武装を強調した点からみて、この日発射された巡航ミサイルは、北朝鮮が戦術核弾頭だと主張する「火山31」を搭載できる「火矢」系列の巡航ミサイルである可能性がある。専門家の間では、北朝鮮がイラン事態を注視する中、低高度で飛行するため既存の迎撃システムでは対応が難しい巡航ミサイルを、意図的に発射した可能性もあるとの分析が出ている。
一方、金正恩氏は3日、「狙撃手の日」を記念し、北朝鮮軍首都防衛軍団直属の平壌(ピョンヤン)第60訓練基地で行われた各級特殊作戦部隊の狙撃手による射撃競技を参観し、隊員らを激励した。新聞は、雑草などを利用した迷彩服「ギリースーツ」を着た狙撃手や、コンクリートのれんがを破壊し凶器を持った相手を素手で制圧する特殊作戦部隊の戦闘員の様子が写った複数の写真とともに、これを大きく扱って報じた。
呉庚燮(オ・ギョンソプ)統一研究院上席研究委員は「金正恩氏の今回の動きは、米国がイランで見せた軍事的圧力と指導部除去を意識したものとみられる」とし、「陸上だけでなく海軍でも核攻撃能力を備えていることを誇示する一方、まもなく始まる韓米FS演習をけん制する側面もあるだろう」と指摘した。
イラン事態後、初の軍事動向を見せた金正恩氏…「海軍の核武装化に満足」(1)
この記事を読んで…