2月28日にイラン当局がイスラエル・米国による空爆だと発表した攻撃で死亡した子供たちの葬儀が3日(現地時間)、執り行われている。AP=聯合ニュース
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、この日イラン南部のミナブで営まれた合同葬儀には数千人の弔問客が詰めかけた。市民らは棺を載せたトラックの周囲に集まって号泣し、一部は棺の上にキャンディーやバラの花びらをまいて哀悼した。現場ではイスラム共和国を支持するスローガンも叫ばれた。
学校から約8キロ離れた墓地では、遺体を一度に埋葬するための数十もの穴を掘る姿が捉えられた。イラン教職員団体協議会のカナダ在住代表、シバ・アメリラドさんは英紙ガーディアンとのインタビューで「死亡者の数が多すぎて地域の霊安室の収容能力を超えた」とし「犠牲者の遺体を保管するために冷凍車両が動員された」と伝えた。
爆撃を受けた学校の現場では、子供用の滑り台や椅子、教科書や学用品など、子供たちが使っていた品々が残骸の中から発見された。該当の学校は、イラン革命防衛隊(IRGC)の兵舎や支援施設が密集する地域に位置していたことが把握された。
ガーディアンが確認した映像と衛星写真によると、学校近隣の建物団地には「イラン革命防衛隊海軍医務司令部」の看板が掲げられた医療クリニックや薬局があり、「革命防衛隊文化複合団地」と表示された体育館や公演会場とみられる施設も位置していた。ただし、学校の建物と校庭は他の軍施設と塀で分離されており、学校が軍事目的で使用された形跡は確認されていないとガーディアンは報じた。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は声明を出し、「学習のために設けられた空間で学生が殺害されたことは、国際人道法に基づいて学校に保障された保護の権利に対する重大な違反である」と強く非難した。ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイ氏もソーシャルメディアを通じて、「彼女たちは未来への希望と夢を抱き、学びのために学校へ通っていた少女たちだった」と投稿した。
今回の爆撃は、米国とイスラエルがイラン攻撃を開始した直後の先月28日午前10時45分ごろに発生した。同日、イランの首都テヘラン・ナルマク地区のヘダヤト高校も空爆を受けたと伝えられており、人権団体はこの攻撃で生徒2人が死亡したと明らかにした。
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