トランプ米大統領が1日にホワイトハウスで対イラン軍事作戦の実行過程を調べている。[写真 AFP=聯合ニュース]
ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、トーマス・フリードマン氏は2日、「トランプのイラン戦争をどう考えるべきか」と題するコラムで、「イランの聖職者政権を転覆させようとする(トランプの)今回の努力が成功することを望む。そうなればイランで自国民と周辺国に向けた脅威がはるかに減る『イスラム共和国2.0』が誕生できる」と診断した。
フリードマン氏はイランが1979年のイスラム革命後にシリア、レバノン、イラク、イエメンの4つのアラブ諸国を掌握するため親イラン代理勢力を育成したと批判した。これらを通じてイスラム宗派間の分裂を助長し、4カ国で自由主義改革勢力を弱めさせたという主張だ。
こうした動きはこの2年間に米国とイスラエルが行った軍事作戦で変化を迎えた。両国との頻繁な武力衝突によりイランとヒズボラの影響力が大きく減ってだ。シリアでは親イランのアサド政権が2024年に崩壊し、レバノンではヒズボラの支持を受けた首相が昨年失脚した。フリードマン氏は「最近イラン最高指導者ハメネイ師の死亡の知らせが両地域で歓迎されているのもイランの影響力に対する拒否感のため」と評価した。
フリードマン氏はイラン国内でも米国をはじめとする西側を歓迎する気勢が広がっていると評価した。彼はイランの反政府デモ隊に最も人気があるスローガンのひとつが「ガザ地区でも、レバノンでもない。私の命をイランのために捧げる」である点を挙げ、反米を掲げて代理勢力に資源を浪費する政権にイラン国民が憤慨していると伝えた。
フリードマン氏は、トランプ大統領がイランを攻撃して政権交代を成し遂げられるならば彼が構想する新たな中東秩序ができるとみた。「アブラハム合意」を通じてだ。アブラハム合意は2020年9月にトランプ大統領の仲裁によりイスラエルとアラブ首長国連邦、バーレーン、モロッコなどが締結した外交関係正常化協定だ。ユダヤ教、イスラム教、キリスト教が共通の祖先と考える旧約聖書の人物「アブラハム」から名付けられた。この合意にスンニ派のサウジアラビアをはじめとする湾岸王政国とシーア派の盟主イランまで引き込んだ新中東をトランプ大統領は夢見る。
米紙コラムニスト「親米の新中東vs極端な旧中東の戦争…トランプ氏の成功を」(2)
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