ソウルの世宗文化会館で香港からの観光客が今月3年9カ月ぶりに完全体で復帰するBTSのカムバックを知らせる広報物を記念撮影している。[写真 聯合ニュース]
この日、ソウル都心が超大型の野外公演会場に変わることを受け、政府と自治体は安全管理に乗り出した。ソウル市は3日に「行事安全管理計画審議」を開き、公演運営全般に関する安全対策を確定する計画だと2日、明らかにした。市の関係者は「群衆管理から交通規制など、一帯の安全管理計画についてHYBE(ハイブ)と事前協議を重ねた」とし、「安全を最優先に考え、不足している部分があれば継続的に補完していく計画だ」と述べた。
市などによると、メインステージは光化門広場の北側に設置される見通しだ。客席は光化門広場からソウル広場付近の太平路(テピョンノ)まで約2万7000席が用意される。光化門広場と世宗(セジョン)大路にスタンディング席を含め約1万4000席、太平路一帯に1万3000席が設置される。大規模な群衆が集まることから、市は一帯に開放トイレ894カ所を確保した。HYBEと区役所が準備する移動式トイレもある。ソウル交通公社は、会場近くにある光化門駅・景福宮(キョンボックン)駅・市庁(シチョン)駅の地下鉄駅3カ所について「無停車通過(通過運転)」を検討している。ソウル市はソウル歴史博物館にコントロールタワーを設置し、公演当日に関係機関と現場モニタリングを行いながら対応していく計画だ。
市は現場案内のため、「BTSカムバック公演 交通・安全総合案内ヌリチプ(ホームページ)」を11日に公開する。交通規制区間からトイレ、現場診療所なども確認できる。外国人観覧客のための案内地図も、韓・英・中・日の4カ国語で提供する。
行政安全部は11日、尹昊重(ユン・ホジュン)長官の主宰でソウル市・ソウル警察庁・文化体育観光部など関係機関と「群衆安全管理対策会議」を開くと2日、発表した。また19〜20日には官民合同の「政府合同安全点検団」を構成し、応急救護、交通・施設管理などの安全状況を確認する。尹長官は行事当日に直接現場点検に当たる予定だ。
公演当日、一部のファンが光化門一帯で「徹夜の野宿」を行う可能性も懸念されている。少しでも良い席を確保するために、ファンが夜通し待機する可能性があるためだ。警察は事前に警力を配置しパトロールを強化する計画だが、法的に強制解散させるのは容易ではないという立場だ。警察は市とともに、過度な無断占有に対する行政指導の方針を協議している。市の関係者は「自治体や警察など、各区域の管理主体が具体的に協議して対応する方針だ」と述べた。
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