ダン・ケイン米統合参謀本部議長が2日(現地時間)、ワシントンのペンタゴンで開かれた記者会見でイラン空襲作戦の概要を説明している。 [AP=聯合ニュース]
ダン・ケイン米統合参謀本部議長はこの日、ピート・ヘグセス国防長官と共に国防総省庁舎ペンタゴンで行った記者会見で「先月27日、米中央軍司令部は国防長官を通じてトランプ大統領の最終作戦開始命令を受けた」とし、このように述べた。トランプ大統領の命令は「エピック・フューリー作戦承認。中断不可。幸運を祈る」という内容だった。
ケイン議長によると、極秘に分類されたトランプ大統領の攻撃命令を受けた米軍は作戦開始時点の28日午前9時45分(米国時間午前1時15分)、サイバー司令部と宇宙司令部が最初にイランの監視および通信施設をかく乱し、奇襲に対する対応を無力化した。
イランの監視体系を無力化した直後には中東に配備された米軍の主要軍事基地をはじめ、2個の空母打撃群から同時に約100機の戦闘機と給油機、空中早期警戒機、電子攻撃爆撃機をはじめとする攻撃用ドローンが発進した。
主要空軍兵力が移動する過程では、中東海域に配備された海軍艦がイランの南部地上軍を対象にトマホークミサイル精密打撃を始めた。攻撃開始命令から24時間以内に1000個以上の標的が海上から発射されたミサイルで破壊された。2日間に米国とイスラエルの「合同軍(Joint Force)」がイランに投下した砲弾はすでに数万発を超えた。
特にイランに対する米軍の圧倒的な空襲には米本土から出撃した戦略爆撃機B-2が含まれた。B-2爆撃機はイランの南部戦線に位置する主要地下施設に対する精密爆撃作戦を遂行した。
特にケイン議長は「作戦の初期段階から米中央軍(CENTCOM)がイラン軍の指揮統制インフラ、海軍戦力、弾道ミサイル基地、情報インフラを体系的に打撃して敵を混乱させることに注力した」とし「特に宇宙およびサイバー作戦の連係で作戦地域全域の通信およびネットワークがかく乱され、敵軍は状況を把握したり対応したりする能力を喪失し、米軍の空中戦力の優勢を確立することができた」と説明した。
続いて「イスラエルは空軍および海軍航空機打撃パッケージを越えて数百の標的を対象に別に数百回の出撃を遂行し、事前に計画された標的を無力化した」とし、イランの最高指導者ハメネイ師などイラン首脳部に対する事実上の『斬首作戦』を遂行した主体がイスラエルであることを示唆した。
ケイン議長はイラン側の対抗への対応体系についても説明し、「(イランの)無人航空機ドローンが持続的に脅威を加えているが、米国の(防空)システムはこうしたな攻撃に対応して迅速に標的を撃墜する能力を立証した」と明らかにした。特に「カタール、アラブ首長国連邦、クウェート、ヨルダン、サウジアラビアの防空砲隊が戦闘に合流した」とし、米国と近しい関係の中東国家がイランに対する軍事作戦を支援していると明らかにした。
ケイン議長は「迅速かつ正確で圧倒的な今回の空襲の複合的な影響で該当地域の制空権が確保された」とし「制空権の確保はわが軍の保護を強化するだけでなく、イランに対する作戦の継続的な実行を可能にする」と強調した。続いて「追加の米軍兵力が地域に引き続き流入していて、月曜日(2日)により多くの兵力が到着する」と伝えた。
ただ、ケイン議長は「前日、米空軍所属F-15E戦闘機3機が撃墜された事実を認知している」とし、米戦闘機撃墜の事実を認めた。その一方で「調査中の状況についてはこれ以上言及しないが、撃墜は敵の攻撃によるものではない」とし、防空体系の誤作動による撃墜の可能性を示唆した。
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