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詩人を夢見て「神の代理人」に…ハメネイ師に悲惨な最期(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イラン-イラク戦争当時に戦線を視察するハメネイ師 中央フォト

◆ゆっくりと、しかし確実に

1979年にイラン革命が成功した後、ハメネイ師を未来の最高指導者に挙げる人はほとんどいなかった。ホメイニ師の核心「インナーサークル3人組」ホセイン・アリ・モンタゼリ、モハマド・ホセイニ・ベヘシュティ、アリ・アクバル・ラフサンジャニと比較されるほどではなかった。


ハメネイ師は急がずに徐々に地位を固めていった。




1981年に大統領になった後、8年間のイラン・イラク戦争で自身の戦線視察などを積極的に広報しながら、政敵を作らず各政党と円満な関係を維持した。1986年に後継者「1順位」だったモンタゼリが独自の勢力化を図って追放された時は沈黙を守って保身した。

1989年にホメイニ師が死去した後、機会が訪れた。政局のカギを握った国会議長ラフサンジャニが「生前にホメイニ師はハメネイ師を後継者に選んだ」と主張しながら「キングメーカー」として動いたのだ。ハメネイ師を前面に出しながら実験を握るという計算だったが、判断を誤った。

ラフサンジャニが西側との関係改善や経済開放など実用主義路線を持ち出すと、ハメネイ師は反米、体制守護など強硬保守路線を前面に出しながらイスラム革命防衛隊(IRGC)を抱き込み、司法府と議会まで掌握して「1人統治」を完成させた。ラフサンジャニは2013年大統領選挙に出馬したが候補資格が剥奪され、2017年1月にプールで遺体で発見された。

◆「トランプ」という壁

そのハメネイ師も米国を越えられなかった。トランプ大統領は民主党政権とは違い、強力な「ムチ」で一貫した。一方的な核協定破棄と経済制裁でイラン経済は最悪の危機に直面した。イラン貨幣リヤルの価値は10年間で44分の1に落ち、物価は1年間で40%も上昇した。商人までが加勢した大規模なデモが連日続き、強硬鎮圧で数万人の犠牲者が出ると、外部の敵の前で内部の結束力はさらに弛緩した。トランプ大統領はこの時期を逃さず大規模な空襲を敢行した。

王政の圧制から民衆を救うとして革命を起こした文学青年は結局、最悪の鉄拳独裁者として名を残して悲惨な最期を迎えた。


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