2月の1日平均輸出額が30億ドルを超えた。1日、京畿道平沢(キョンギド・ピョンテク)港にコンテナが積み上げられている様子。[聯合ニュース]
1日、産業通商資源部によると、2月の輸出額は674億5000万ドル(約10兆5500億円)で、前年同月比29%増加した。今年の2月はソル(旧正月)連休の影響で操業日数(19日)が前年より3日少なかったが、2月としては過去最高を記録した。操業日数を考慮した1日平均輸出額は前年より49.3%増の35億5000万ドルで、初めて30億ドルを突破した。
輸出の好調は半導体の「超スーパーサイクル」がけん引した。半導体輸出は前年より160.8%増の251億6000万ドルを記録し、過去最大となった。半導体は3カ月連続で200億ドル以上の輸出額を記録した。
ただし、主要15品目のうち、半導体を除いて輸出が増加したのはコンピューター(222%)・船舶(41%)・無線通信機器(13%)・バイオ(7%)のみだった。自動車輸出は操業日数減少などの影響で前年より20.8%減少し、石油化学も供給過剰による単価下落で15.4%減少した。全体輸出額に占める半導体の割合は37.3%で過去最高となった。1年前は18.4%だった。
地域別では、対米輸出が前年より29.9%増の128億5000万ドルとなり、2月として過去最高を記録した。半導体(341.9%)とコンピューター(327.7%)の増加が寄与した。ただし、自動車は前年より30.1%減少するなど、関税対象品目は振るわなかった。このほか、中国(34.1%)、ASEAN(30.4%)、欧州連合(EU・10.3%)など主要輸出先の大半で増加した。
2月の輸入額は519億4000万ドルで、前年より7.5%増加した。原油輸入は11.4%減少したが、半導体(19.1%)、半導体装置(43.4%)などが大幅に増えた。貿易収支は155億1000万ドルの黒字で、前年より115億5000万ドル増加した。黒字規模は過去最大となった。従来の記録は2017年9月の134億ドルだった。
ただし、中東情勢の急激な不安定化が今後の不確実性を高めている。ホルムズ海峡の封鎖が長期化すればエネルギー価格の上昇は避けられない。貿易収支の悪化に加え、企業の生産コストが上昇し、輸出企業の価格競争力も低下する恐れがある。中東地域だけでなく、EU向けの輸出にも影響が及ぶ可能性がある。
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