マイケル・ジャクソン(右)。『スリラー』ミュージックビデオのスチールカット。
2月28日(現地時間)、米メディア「ピープル」は、カシオ家の兄弟姉妹4人が27日、ロサンゼルスの裁判所にマイケル・ジャクソンの遺産管理団体を相手取り訴状を提出したと報じた。
自らを「ジャクソンの元友人」と明かしたカシオ家のフランク、(息子)ドミニク、マリー=ニコル・フォルテ、アルド・カシオの4人は、マイケル・ジャクソンが自分たちに薬物を飲ませた後、強姦などの性的虐待を行ったと主張した。
ピープルが入手した裁判所文書によると、被害者らは7~8歳の頃からマイケル・ジャクソンによる性的虐待に苦しめられていたという。また彼らは、マイケル・ジャクソンが自分たちを「グルーミングし、洗脳した」と主張した。
カシオ兄弟は、ジャクソンが1984年にニューヨークのヘルムズリー・パレス・ホテルでマネージャーとして勤務していたドミニク・カシオを父に持つきょうだいだ。ドミニクと親しくなったジャクソンは、彼の自宅を訪れることもあった。訴状によると、ジャクソンは虐待を始める前、子どもたちに高価な贈り物を与えて歓心を買ったという。
彼らはまた「ジャクソンは子どもたちに薬物や酒を勧め、児童の裸体写真などのわいせつ物を見せることで、虐待を正常なものと認識するよう鈍感にさせた」と主張した。
訴状には、マイケル・ジャクソンがカシオ兄弟に対し「この事実が明らかになれば、自分の人生だけでなく子どもたちやその家族の人生まで破壊される」と脅迫したと記されている。
これに対し、ジャクソンの遺産管理団体を代理する弁護士、マーティ・シンガー氏は、ピープルに提供した声明で「今回の訴訟はカシオ家による切迫した金もうけの試みだ」とし、「フランク・カシオはすでに民事上の恐喝容疑で仲裁手続きに付された」と反論した。
カシオ兄弟は先月にも、ジャクソンの遺産管理団体と結んだ金銭的合意を無効化するため、カリフォルニア州ビバリーヒルズの裁判所に出廷したことがある。
彼らはその合意について「児童性的虐待被害者を沈黙させるための違法な合意だ」と主張している。続く審理は3月5日に予定されている。
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