20日午後、ソウル中区(チュング)英国大使官邸で中央日報のインタビューに応じたコリン・クルックス駐韓英国大使 イム・ヒョンドン記者
クルックス大使はロシア・ウクライナ戦争4年(24日)を迎えて20日、ソウルの英国大使館で中央日報にインタビューに応じ、「ロシアがウクライナに対する不法かつ全面的な侵攻を開始して4年が経過したという事実が極めて遺憾」と述べた。続いて「私は4年前の2月に韓国に赴任して数週後に侵攻が始まった。それ以降、大使館の前にはウクライナの国旗が掛けられている」と個人的な所感も語った。
英国は開戦以降、米国と共にウクライナに対する軍事・財政支援を主導してきた核心国であり、ロシアに対する強硬制裁政策を一貫して維持してきた欧州安保の中心軸だ。特にクルックス大使は2018年から2021年まで北朝鮮駐在英国大使として平壌(ピョンヤン)で勤務しながら韓半島情勢を扱い、朝ロ関係と北朝鮮の核・ミサイル問題など欧州と北東アジアの安保が絡む地点を現場で経験した。その後、ウクライナ戦争直前の2022年2月に在韓英国大使として赴任した。
クルックス大使は今回の戦争を「民主的、主権的な国家に対する不法で正当化できない攻撃」と規定した。ロシアが今でも都市と住宅、病院、エネルギー施設にミサイル・ドローン攻撃を継続していることについて「無辜の市民に恐怖を与え、殺傷する行為」とも批判した。
4年間続いた戦争の意味について尋ねると、「プーチン(ロシア大統領)の失敗を象徴する」と評価した。クルックス大使は「ロシアは数日以内にウクライナを屈服させる考えだったが、4年が経過した今でも目標を達成できていない」とし「侵略は決して補償を受けてはならず、この4年はウクライナ国民の回復力と団結を見せている」と話した。
クルックス大使は特にロシアと北朝鮮の軍事協力に懸念を表した。クルックス大使は「北朝鮮はロシアに武器と兵力を提供し、これは欧州で民間人を攻撃する戦争に使われている」とし「北朝鮮はその対価として資金とエネルギー、政治的支援を受けていて、技術移転の可能性もある」と指摘した。続いて「北朝鮮が戦闘経験を蓄積することは韓国に脅威になりかねない」とし「その場合、ロシアは北朝鮮を支援し、韓国を脅かす構造になる」と述べた。かつて北朝鮮制裁を支持した国だったロシアが今は韓国に向けて設計された攻撃的軍事力を支援しているという主張だ。
最近ゲオルギー・ジノビエフ駐韓ロシア大使が韓国のジャーナリストの前で「ロシアが勝利すれば戦争は終わる」「北朝鮮軍の偉大さを忘れない」と発言したのに対しても反論した。クルックス大使は「我々は戦争が終わることを望むが、平和は公正かつ持続可能で国際法に基盤を置かなければいけない」とし「ウクライナの主権は尊重されなければならず、国境は武力で変更されてはいけない。そうでなければまた侵略を招く」と話した。
平壌からソウルに来た英大使の警告「ロ朝の軍事協力は韓国にも脅威」(2)
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