「あれが彫刻のようだったマイケルジャクソンの顔だというのか」－－。

今月１３日（現地時間）、米カリフォルニア州サンタバーバラの大法廷に立ったマイケルジャクソンの顔を見て、人々が吐いた嘆息だ。

彼はコンサート契約の破棄などを理由に２１００万ドル（約２５億円）の賠償金をめぐった訴訟を起こされ、同日法廷に立った。


マイケルジャクソンは、マスクで鼻と口を伏せたまま法廷に入り、ためらいながらもマスクをはずした。ひげを剃らず、やつれた姿だった。特に、鼻の周囲に肌色のばん創膏を貼っていた。

普段のきちんと整えられた、きれいなイメージとはあまりにも異なり、傍聴席を驚かせた。ある芸能界関係者は「７回にわたった手術の過程で、鼻の中に注入したシリコンが崩れるなど、手術後遺症で苦しんでいるとの噂が事実のようだ」と話していた。