米国とイランの緊張が高まる中、3日、米空母「エイブラハム・リンカーン」で訓練中のEA-18Gグラウラー [AFP=聯合ニュース]
米政治専門メディアのアクシオスによると、トランプ大統領は18日(現地時間)、ルビオ国務長官ら参謀とイラン問題関連会議を開いた。この席では、トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏とスティーブ・ウィトコフ中東特使が17日にスイス・ジュネーブの国連オマーン大使館官邸でイランのアラグチ外相と行った交渉の結果を報告した。
当初、交渉は前向きな雰囲気で進行されたと伝えられたが、実情は違った。トランプ政権の関係者はアクシオスに「いかなる内容もない会議」と酷評した。イランが核プログラムに関して米国の懸念を解消する明確な措置を提示しなかったという不満だ。
◆戦争の確率90%…トランプ大統領の決定だけが残る状況
英テレグラフなどはホワイトハウスが数日以内にイランと戦争をする確率が90%と伝えている。事実上トランプ大統領の決定だけが残った状況だ。CNNは「米軍が中東地域に空軍および海軍の資産を大々的に増強し、今週末までに攻撃の準備を完了する可能性があると報告した」とし「トランプ大統領が作戦の実行を悩んでいる」と報じた。
アクシオスも「すべての兆候は、交渉が失敗する場合にトランプ大統領が引き金を引くことを示唆する」とし「戦闘開始時点は数日以内に地中海東部海岸に『ジェラルド・フォード』空母が到着した直後になるだろう」と予想した。大西洋で作戦中だったフォード空母打撃群は現在ジブラルタル海峡を通過して地中海を中東地域方向に移動している。
今回の軍事作戦は先月3日のベネズエラのマドゥロ前大統領強制連行や、昨年6月にイラン核施設を空襲した「ミッドナイト・ハンマー」作戦のような短期精密打撃形態でなく全面戦争となる確率が高い。アクシオスは「戦争は数週間にわたり大規模な作戦になる可能性が高い」と予測した。
◆米空軍、2003年のイラク戦争以降で最大規模の結集
これは米国が作戦に投入するためイラン一帯に集結させている戦力の規模のためだ。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、米国が2003年のイラク戦争以降で最大規模の空軍資産を中東に集結させている、と伝えた。
実際、アラビア海では「エイブラハム・リンカーン」空母が待機中だ。フォード空母打撃群まで合流すれば、中東一帯に2つの空母打撃群が配備される。イスラエルのYネットなどによると、この24時間に米国はF-22・F-35ステルス機、F-16など戦闘機およそ50機を中東地域に急派した。E-3セントリー(早期警戒管制機)とU-2ドラゴンレディ偵察機、空中給油機などもイランの周囲に移動している。
イランの防空網を無力化するための事前準備段階である可能性が高い。これらがB-2ステルス爆撃機やB-52戦略爆撃機が大規模な空襲ができるよう道を開くという分析だ。イスラエルも米国が自国と合同作戦をする可能性が高いとみて、数日以内に戦争になることを念頭に置いた準備をしているという。
トランプ大統領の決定だけが残った…「米国vsイラン、数日以内に全面戦争の確率90%」(2)
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