17日、リヴィーニョ・スノーパークで行われたフリースタイルスキー・ビッグエアで銀メダルを獲得した谷愛凌。AP=聯合ニュース
谷愛凌は17日(韓国時間)、イタリアのリヴィーニョ・スノーパークで行われた2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック(五輪)フリースタイルスキー女子ビッグエア決勝で179.00点を記録。メーガン・オールダム(カナダ、180.75点)に次ぐ2位となった。2022年北京大会で初めて実施された同種目の初代王者だった谷愛凌は、大会2連覇を逃した。北京大会でハーフパイプとビッグエアの2冠に輝き、スロープスタイルで銀メダルを獲得していた彼女は、今大会ではスロープスタイルに続き、ビッグエアでも銀メダルを手にすることとなった。一方、2023年Xゲームでビッグエアとスロープスタイルを制したオールダムは、今大会のスロープスタイルで銅メダルを獲得し、ビッグエアで自身初の五輪金メダルを獲得した。
ビッグエアは、一つの大きなジャンプ台から踏み切り、ジャンプや空中での回転および着地、飛距離などを競う種目だ。韓国のユ・スンウンが銅メダルを獲得したスノーボード・ビッグエアとほぼ同様の形式で行われる。この日の決勝は、リヴィーニョの天候悪化により予定より1時間ほど遅れて開始され、谷愛凌は1回目に90.00点をマーク。しかし、2回目は61.25点にとどまり、3回目で89.00点を出したものの、すでに1・2回目で合計180.75点を得ていたオールダムには及ばなかった。谷愛凌は、残るハーフパイプで最後の金メダル獲得に挑む。
米国人の父と中国人の母の間に生まれ、中国代表として五輪に出場している谷愛凌は、今大会で最も注目を集めている選手だ。美貌と実力を兼ね備えているためだ。米経済誌フォーブスが発表した2024年の女子アスリート収入ランキングでは3位(約320億ウォン、約34億円)にランクインした。今大会出場選手の中で、直近1年間の収入が最も多い選手も谷愛凌(2300万ドル、約35億円)だ。
米国で生まれ育った谷愛凌だが、16歳の時に「母の国の少女たちにインスピレーションを与えたい」として中国代表での出場を宣言した。しかし、その選択は「金」を追った選択だという冷ややかな視線もある。北京五輪当時、一部の米国の評論家たちは「米国のシステムで成長しながら国を捨てた裏切り者」と批判した。4年が経過した現在も、米中対立が深まる中で同様の状況に置かれている。特に、ドナルド・トランプ大統領を批判する発言をした後、右派メディアが彼女を激しく攻撃している。
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