12日、ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪ショートトラック男子1000メートル決勝に出場した韓国のイム・ジョンオン(左)とオランダのイエンス・ファントワウト(右)、中国の孫龍が激しい競り合いを繰り広げている。結果はファントワウトが金メダル、孫龍が銀メダル、イム・ジョンオンが銅メダル。[聯合ニュース]
開幕9日目まで中国は銀メダルと銅メダルをそれぞれ2個ずつ獲得し、15位にとどまっている。この数字は、中国が開催した4年前の2022年北京五輪とは対照的だ。
香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、4年前の北京五輪では最初の週末を終えた時点で、中国はすでに金メダル3個と銀メダル3個を獲得していた。最終的に中国は北京五輪で金メダル9個、銀メダル4個、銅メダル2個を獲得し、過去最高成績の4位を記録した。
北京五輪当時、中国ショートトラックが偏向判定論争の中で金メダルを手にしたことに、韓国国民は 「目の前で北京に奪われた(ヌントゥゴ・コ・ベイジン、“目の前で奪われた”という韓国語の慣用句をもじった表現)」と激怒した。
しかし開催国の利がないミラノ五輪では、いまだ金メダルを獲得できていない。米国人の父と中国人の母の間に生まれ、中国代表として出場した谷愛凌が9日、フリースタイルスキー女子スロープスタイルで銀メダルを獲得した。また12日には孫龍が男子ショートトラック1000メートルで銀メダルを獲得した。
7日には蘇翊鳴がスノーボード男子ビッグエアで銅メダルを獲得し、寧忠岩は11日、スピードスケート男子1000メートルで銅メダルを獲得した。
中国ファンの間では、男子ショートトラック500メートルで武大靖が唯一の金メダルを獲得した2018年平昌ピョンチャン五輪当時の不振が再び起きるのではないかとの懸念も出ている。
あるファンはSNSに「金メダルのたらい回しだ。氷から雪へ、また氷へ、さらに雪へと移っていく。このままでは2028年ロサンゼルス夏季五輪に持ち越されてしまうだろう」と冗談交じりに書き込んだ。
中国の佟立新副団長は「金メダルは自然とついてくる。冬季五輪は不確実性を内包しており、絶対的な優位がない限り、金メダルが誰のものか断言できない」と述べた。
ただし中国の金メダル獲得の可能性は依然として残っている。北京五輪で金メダル2個と銀メダル1個を獲得した谷愛凌は、ビッグエアとハーフパイプのタイトル防衛戦に臨む。
この記事を読んで…