英ロンドン大学医学部のブライアン・ウィリアムス教授(左)とバンガー大学医学部のクリス・サブ教授が医療機関でAIが使われる時に現れる変化について話を交わしている。[写真 ビュノ]
医療AI企業ビュノが主催した患者安全グローバルカンファレンス参加のために訪韓したロンドン大学医学部のブライアン・ウィリアムス教授と英バンガー大学医学部のクリス・サブ教授と会い、AI時代の患者安全管理をテーマにインタビューした。英国は世界で初めて国レベルで患者の安全に向けたAI連係早期警報システム(EWS)を導入する。
ウィリアムス教授は英国の国家医療サービス(NHS)に心停止対応標準プロトコルを確立した世界的碩学だ。患者安全体系に構造的な変化をもたらした功労で大英帝国勲章を贈られたりもした。サブ教授は心停止などを予測する早期警報システムの保健経済学的影響を分析した臨床専門家だ。患者安全の強化がどのように国家健康保険財政支出を減らし個人の介護破産を防ぐかを立証した。以下は彼らとの一問一答。
――英国はすべての入院患者を対象に心停止など応急状況をモニタリングするが。
ブライアン・ウィリアムス「国レベルで施行する早期警報体系(NEWS)システムだ。入院患者の血圧、酸素飽和度、体温など6つの生体指標の変化を点数化して対応水準を決めた。点数が高いほど心停止などで救急状況が発生する可能性が高い。個人別の状態変化を分析して心停止発生前に気管支拡張剤や抗生剤のような薬を投与して事前対応する。結果的に病院内での心停止発生率が半分ほど減った」。
クリス・サブ「適時治療で一般病棟内の心停止発生が14件から2件に最大86%減った事例もある。財政効率性も立証した。患者安全管理水準が高まったがむしろ全体的な医療費支出は減ったことがわかった。心停止発生を基本的に防ぎ重症患者室の集中治療が減るためだ。既存システムに予測正確度を高めたAIを組み合わせればさらに効率的になると予想する」。
英国は医療分野のAIデジタル転換に積極的だ。NHS所属の英国のすべての医療機関はNEWSの進化版であるAI連係早期警報システムの導入を推進する。AI導入、購読に向けた予算も公式に編成した。
心停止防げば破産も防げる…看病費爆弾、英国の解決策は「AI」(2)
この記事を読んで…